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2005年8月 5日 (金)

「ドラゴン櫻」の弁護士からみたリアリティ

「ドラゴン櫻」の弁護士からみたリアリティ

                              弁護士 岡本 哲

「ドラゴン櫻」は講談社かはコミックスが2005年8月現在で9巻まで発売されている。

  破産寸前のおバカ高校の処理をひきうけた桜木健二弁護士39歳暴走族あがりがおちこぼれ二人を東大に現役合格させ、進学校としての実績をつくり再建するという野望にもえる物語であるが、劇画のほうは受験ノウハウが中心になってきている。

  テレビドラマ化されて桜木は阿部寛が演じている。

  受験ノウハウにはリアリティを感じるが、弁護士からみて桜木についてのリアリティはどうだろうか。

  あんな背の高い弁護士はいるか?

 いる。筆者の友人でも189センチのものがいる。

あんなかっこいい弁護士はいるか。

 これはわからない。1学年500~1500名くらいの高校でどの程度の美男子がいるか、ということから推して知るべしであろう。阿部寛レベルは数万人にひとりレベルだから、そこにとどくかどうかはちょっとわからない。

 中卒の弁護士はいるのか。

 いる。

  暴走族あがりの弁護士はいるのか。

 これはわからない。大平光代さんは、みずからヤクザの女房だったことを明らかにしているが、暴走族であることをカミウングアウトしたひとは知らない。

  倒産処理のときに1年かかりきりになれる弁護士はいるのか。

 理論的にはありうる。

  高校生といっしょに勉強する弁護士はいるか。

 ここが問題で、実際は中卒で弁護士になると司法試験の一次試験を突破しているはずである。大学卒または中退だと大学2年までの教養の単位取得があれば一次試験は免除になる。この一次試験の合格レベルはけっこう高いといわれている。東大へのセンター試験くらいは軽くこなせるはずであり、桜木の現在の学力はけっこうあるとおもわれる。

 社会科についてはいっしょに勉強するというよりは、教える側になっているほうが筆者にとってはリアリティがある。ただし、いっしょに勉強するにしても司法試験流のノウハウが今後でてくるのか、楽しみである。

 

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コメント

TBありがとうございました。
そして、本職ならではのユニークな考察、ありがとうございました。

関係ないですけど、このブログのキャッチコピー、素敵ですね。
私もサラ金2軒目に行くような悲惨な状態になったときは、先生のブログを思い出そうと思います。

投稿: 秦建日子 | 2005年9月21日 (水) 05時11分

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