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2006年4月21日 (金)

週刊新潮平成18年1月26日

  この時期には荒川静香は全くでてきませんね。

週刊新潮

平成18年1月26日発行

第五十一巻 第三号(通巻二五三一号)

編集・発行人:早川 清

発行所:株式会社 新潮社

雑 誌:20314-1/26

CONTENTS

[激震走る]「雅子妃と皇室」

 「公務欠席」「私事出席」で顰蹙を買った「雅子妃のワガママ」

  国連大学での「研究断念」がなければという雅子妃「同情論」

  密かに流れる「米国ボストン」での「転地療養説」

  気に入らないと「ポイ捨て」愛子さまは大丈夫?

 「秋篠宮ご夫妻」が詠まれた「こうのとりの歌」に宮中震撼

  「前立腺ガン」悪化が懸念される天皇陛下の「ご心痛」

小嶋社長「2月逮捕」で逃げ切りを図る

「癒着政治家」伊藤元国土庁長官

[爆笑・数字対談]

 映画になった『博士の愛した数式』河合隼雄 (vs) 小川洋子

【ワイド】超バカの壁

 「藤田平」元阪神監督を悩ませる「息子の不祥事」

 「たばこ3K」発言で訴えられる「杉村太蔵クン」

 「年収770万円」夫に「内田恭子」は我慢できるか

 知事選「出馬撤回」大仁田議員の「嘘つき前科」一覧

 「宮崎勤事件」最高裁でも解明されない「ミステリー」

「安藤美姫」「里谷多英」「清水宏保」はトリノ五輪で勝てるか?

 <注目選手「メダル確率」付き>

よりによって「五輪直前」に露呈しちゃった[JOC]竹田会長の「極秘離婚」

「ホリエモン」は2月に逮捕されて「ムイチモン」になる!

ホリエモンが「吉川ひなの」と自家用機で行った「極秘パラオ旅行」

何と「女子高生」も同乗させた「4泊5日」のトンデモ・フライト!

【コラム】

 百科繚乱 特別外来めぐり…中原英臣・小野隆司

 TV無法地帯…………………丸山タケシ

 幕末バトル・ロワイヤル……野口武彦

 江戸温泉物語………松田忠徳

 THE WORLD INCIDENT 

 B級重大ニュース

 あとの祭り……………………渡辺淳一

 私の週間食卓日記……………家森幸男

 森繁久彌 大遺言書…………久世光彦

 福田和也の闘う時評…………福田和也

 おれのゴルフ…………………青木 功

 石原良純の楽屋の窓…………石原良純

 人間自身………………………池田晶子

 見ずにすませるワイドショー…林 操

 秘密の花園……………………山田美保子

 トホホな朝 ウフフの夜……斎藤由香

 日本ルネッサンス……………櫻井よしこ

 変見自在………………………高山正之

【小 説】

 [警察小説 4話短期集中連載]

 [第2話] 赤い鉛筆………柴田よしき

 満洲国演義・霊南坂の人びと………船戸与一

 風の墓碑銘(エピタフ)………乃南アサ

黒い報告書……………………藤井腱司

■新句歌歳時記/多田道太郎 

■掲示板

■結 婚

■墓碑銘

■TV視聴室 

■囲碁・将棋/(解答)

【テンポ】

■ロビー/ビジネス/インシデント/アーツ/マイオンリー

■ブックス/エンターテインメント/スポーツ/テレビジョン/スクリーン/タウン/ガイド

【グラビア】

●月刊モジリアート 

●とっておき私の奈良

●フォトアウトサイダー

●Lady’s Seat

●アジア酒街道を行く

●美の森へ

●世界一周グルメ旅 in TOKYO

●最古巡礼

●黒鉄漫画研究所(黒鉄ヒロシ)

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2006年4月20日 (木)

ビジネス法務 2006年3月

各種法改正・実務をわかりやすく解説!

ビジネス法務 3月号

平成18年3月21日発行

Vol.6 No.3

発行所:株式会社 中央経済社

編集兼発行人:山本時男

雑 誌:17689-03

CONTENTS

【地平線】

 会社法がもたらす労働法分野の課題………法政大学大学院法務研究科教授 中央労働委員会公益委員・弁護士 柴田和史

【TREND EYE】

 国際私法の現代化

 ビジネスへの影響とその問題点………立教大学大学院法務研究科・法学部国際比較法学科教授 早川吉尚

【特別企画】

 新・会社法対応

 今からはじめる 株主総会実務

■[重要度別]変更事項のチェックリスト………小山秀之

■定款変更議案作成のポイント ―――(1)公開大会社………松山 遥

【実務記事】

■黄金株の活用とその限界

 買収防衛策としての黄金株をめぐる国際的動向………清原 健

■株式会社における非上場化の意義とパターン別にみる正当性・妥当性………藤島裕三

■先送りされた先願主義への移行 迷走するアメリカ特許法………高岡亮一

■【特別収録】証券市場の健全化を目指す 中国証券法の大改正………周 劍龍

【連 載】

*対・行政の戦略法務 第7回 「無茶な都市計画事業に巻き込まれたら、どう争うか」………阿部泰隆

*新会社法 「まさか!?」の解釈と「やはり!」の解釈

 その4 ―――法務省令案の公表と債務超過事業………金子登志雄

*企業法務部を訪問しよう! 第10回 ダイキン工業株式会社

*中小会社のための会社法講座 第4回「取締役の責任」………吉田良夫

*先取り! 新会社法の登記実務 第5回「組織再編」………鈴木龍介

【NEWS EXPRESS】JAL、ANAとの特許侵害訴訟で損害賠償請求を放棄 他

■【ロングインタビュー】

 国谷史朗弁護士に聞く「法廷での買収攻防戦」

【特 集】社員採用時のトラブル回避

■募集時の規制[完全整理]………小鍛治広道

■解消可能? 中途採用者とのミスマッチ………高谷知佐子

■社員と異なる派遣社員の個人情報の取扱い………北岡弘章

法は世に連れ 世は法に連れ

 <新> 法務の花道

 ○留置権が認められるか?

 ○根抵当権に関する問題

 ○譲渡担保に関する問題

 ○パソコンを借りたけど…  

【試験関係】第19回試験対策

 ビジネス実務法務検定試験 演習問題

■【1級】問題・参考解答例・解説

■【2級】問題・ポイント・解答・解説

■【3級】問題・ポイント・解答・解説

【Q&A その時どうする?】

●商事法分野

 会社法施行後の定時総会はどうなるか? ………阿南 剛

●労働法分野

 4月施行! 改正高年齢者雇用安定法への対応は? ………太田知成

●知的財産法分野

 公開公報に自社商品と同じものが!

 商標・特許・意匠で異なる対応………正林真之

【書 評】法律実務書「会社と社員の法律相談」………瀧口 健

【OTHER ISSUE】 編集後記・次号のお知らせ

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プレジデント2006年2月13日

PRESIDENT

2006年2月13日発行 

第四四巻 第四号

発行人:藤原昭広

編集人:長坂嘉昭

発行所:プレジデント社

雑誌コード:27652-2/13

CONTENTS

【特 集】

 最新! 言葉のテクニック

 心理学のプロが直伝「叱る、褒める、励ます」技術

 実践EQ! 相手の感情を操る「200の声かけ」 ●高山 直

 ▼伝え方のうまい下手がひと目でわかるシート付き

 次期経団連会長が実践する「仁・義・礼・智・信」の人心掌握術

 御手洗冨士夫「組織と人を動かす」粘り説法 ●勝見 明

 スズキ会長は、いかにGMトップ、地方の販売店主、社員らの心を掴んだのか

 鈴木 修「イエスと言わせる」田舎流交渉術とは ●永井 隆

 特別インタビュー/名優が初めて語った「気持ちの伝え方」

 高倉 健「一言一句、僕のセリフへの想い」 ●野地秩嘉

 ▼日本人の心を射止めた「名言」分析

 「評価が瞬時に変わる」コメント練習帳

 PART(1) 部下が動く

  何事にもクール部下 ―――「水は100度でも沸騰しないんだよ」 ●小宮山 宏

  「ヒルズ系」勘違い部下 ―――「金も女も追いかけると逃げていくぞ」 ●石川光久

  頑張るけど空回り部下 ―――「君は彼が死ねと言ったら死ぬのか」 ●松永達也

  いつも弱気な自信喪失部下 ―――「おまえ、ほんとは寝てたんやろ」 ●井筒和幸

 PART(2) 上司が動く

  休日出勤強要上司 ―――「わかりました。(当日)実は熱が……」 ●遙 洋子

  手柄横取り上司 ―――「私にできる仕事を増やしてください」 ●吉田典生

  あきらめ感漂う下流上司 ―――「それができる人は課長しかいません」 ●宋文洲

  「俺の若い頃は」上司 ―――「僕のやり方でいかせてください」 ●岡田武史

 PART(3) 顧客が動く

  すぐ「店長を呼べ」という客 ―――「(小声で)働きすぎですよ」 ●平 博

  契約外の仕事を強要する客 ―――「例の件はハンコ頂けますよね」 ●谷原 誠

  社内調整力がないハズレ客 ―――「○○さんはどう思っていますか?」 ●小林 一

  契約を引っ張る客 ―――「私で力不足でしたら担当代わりますが」 ●高城幸司

 PART(4) 本田宗一郎、松下幸之助、ゴーンの至言をいかに使うか ―――高原慶一朗、藤田 晋、ショーンKが指南

  「組織のエンジンに点火する」朝礼メッセージ集

 PART(5)気分が萎えたとき、落ち込んだときの処方箋

  「自分のハートを燃やす」魔法のひと言 ●高田実彦

 まず、顧客を「Me」タイプ、「We」タイプに識別せよ

 ボキャ貧営業マンが「コトバ研修」で大変身 ●田中義厚

【ビジネススクール流知的武装講座(142)】

 中国が直面する「人民元切り上げ」の衝撃 ●小川英治 

【ハーバード式仕事の道具箱(92)】

 交渉における「性差」女の「意外な強さ」とは?  ●ディナ・W・プラデル ほか 

【河合 薫のストレス予報(35)】

 フラフラランナーの奇跡

【注目の新連載】

 J・ウェルチの「ビジネス問答」 第二回 わが社の人事部は無能、ほか

 経営時論 第二回 外国人株主の急増と膨らむ日本企業のリスク ●加護野忠男

 大型新連載 第二回

 第三の買収 内部留保 ●牛島 信

【企業の活路(5)】

 基幹「一兆円事業」の復活に懸ける「元王者」の背水の陣

 ソニー 喘ぐテレビの勝算 ●立石泰則

【クローズアップニッポン(43)】

 話題の中国映画「単騎、千里を走る。」の現場を行く ●文・野地秩嘉/撮影・山川雅生 ほか

【職場の心理学(140)】

 役員候補に修羅場を経験させるには ●北原正敏

【仕事に使える技術の話(44)】

 ナノアロイ技術 ●中野不二男

【元気なカラダ入門(43)】

 胸部大動脈瘤 ●松井宏夫

 連載 ○第67回 特別インタビュー ―――松井激白! メジャー4年目「世界一」への誓い

 挑戦! 松井秀喜の「大リーグ日記」 ●松下茂典

 地球百景(54)「透明な夜明け」 撮影・文 ●野町和嘉

 人間邂逅 ○「朝のゴミ出し係」 ●リチャード・L・ギルフォイル/五十嵐威暢

 人に教えたくない店(334) 用稲千春

 本の時間 著者インタビュー ○『「小皇帝」世代の中国』 ●青樹明子

 新刊書評 ○那須正幹 著『ズッコケ中年三人組』 

 世の中の読み方 ○「怒濤の二〇〇六年マーケットを先読みするための本」 ●西村 晃

 経営者の一冊 ○稲盛和夫 著『心を高める、経営を伸ばす』 ●吉田・吉田輝幸社長

 ランキング ○晴れる確率が高い日

 プレジデント言行録

 エディターズノート 

【特別企画】

 福祉・介護サービス特集/スマートエイジングを迎えるための介護に関する予備知識

 プレジデント INFORMATION & EXPRESS

【情報スクランブル】

[ニュースファイル]

 ●「防衛庁官製談合」変わらぬ癒着の構図

 ●初のホール上場に見える証券業界の思惑

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2006年4月15日 (土)

アイフル対策弁護団声明文 4月14日

緊 急 声 明 文
~アイフル平成18年4月14日行政処分(業務停止)について~

2006年4月14日

アイフル被害対策全国会議
代表 弁護士 河野  聡
事務局 弁護士 辰巳 裕規
(連絡先 神戸合同法律事務所
電話078-371-0171・FAX078-371-0175
URL:http://www.i-less.net)

 金融庁(近畿財務局)は、本日アイフル株式会社に対し、5カ所の営業店については20日~25日間の、その他の全店舗に対しては3日間の業務停止処分を命じました。

 アイフル被害対策全国会議では、昨年4月の結成集会以降、取立被害や不動産担保ローン被害について行政処分を申し立ててきました。アイフルに対して行政処分がなされたことについて、私たちは当然のことであると認識しておりますが、今般、金融庁が毅然としてアイフル全店舗に対し行政処分を命じたことに対しては、同庁が被害事実を丹念に調査頂いた結果であると大いに評価いたしております。特に全店舗に対して行政処分が命じられたことからも明らかなように、アイフルの一店舗の特定の従業員が偶発的に違法行為を行ったのではなく、アイフルという会社全体に恒常的に違法な業務行為を行う体質・土壌が存することが明らかになった上での行政処分であると評価しております。

 ところで「高金利」「過剰融資」「過酷な取立」といういわゆる「サラ金三悪」は、アイフルだけでなく消費者金融業界全体に該当する問題であると理解しなければなりません。そもそも消費者金融は、借主である消費者の生活が安定して継続していくことを前提にしているからこそ社会的に是認できるのであり、借主の生活破綻を招く「高金利」・返済能力を超える「過剰な貸付」・債務者を精神的に追い込む「過酷な取立」は消費者金融の前提たる安定した生活の継続を損なわしめるものであり是認できません。消費者金融の利用者のほとんどは、経済的困窮者であるところ、経済的困窮者の生活あるいは生存が脅かされない金利設定・過剰融資や取立の規制がなされなければなりません。

 消費者金融は、経済的に困窮している庶民から違法な高利を吸い上げ、莫大な収益を上げ、その創業者は軒並み巨万の富を獲得しています。他方で経済苦による自殺者は年間約8000人という異常な事態が我が国では続いております。離婚・DV・夜逃げ・ホームレスの増加あるいは犯罪の増加などの社会問題の原因には少なからず多重債務被害の問題があります。貸金業界が多重債務者の犠牲のもとに高収益を獲得する仕組みから、利用者・生活者の徹底した保護という視点に立ち、利用者が生活を損わないよう高金利を引き下げるなど貸金業の制度設計を根本から改める必要があります。しかしながら貸金業界は高収益を獲得する構造を自ら手放さないでしょうから、立法・行政規制により高金利引き下げや過剰融資の禁止を実効的に実現していかなければなりません。

 ところで今般の行政処分を受けて、私たちはアイフル及び関係機関に対し、下記の事項を要請いたします。

  •  アイフル及びアイフル子会社(ライフ・シティズ・トライト・ワイド・TCM・パスキー等)においては、利息制限法を遵守する貸付を行うとともに、過去・現在の取引について全て利息制限法に基づいた見直し作業を行い、法律上有効な債権額以上の取立を行わないこと、また過払金については弁護士・司法書士の受任や法的手段の採用をまたずに自主的に顧客に返還すること(ライフ・トライトについては、企業買収前の過払金も含めて即座に返還すべきこと)。
    債務者・保証人の生活基盤を奪う不動産担保ローンを扱わないこと。
    従業員をして過剰な融資や過酷な取立をせしめないよう、契約獲得数・融資残高額あるいは債権回収額に関しノルマを課さないこと。また昇給・昇格にかからしめないこと。
  •  マスメディアは、アイフルのみならず消費者金融及び銀行の個人ローンのCM・広告を中止すること。少なくとも消費者金融の利息制限法に違反する利率の表示は直ちに中止すること(最低でも利息制限法違反の利率であることを明示すべきこと)。
  •  銀行・信用金庫等金融機関は、アイフルとの保証提携ローンを中止すること(アイフルは、個人向け無担保ローンについては44金融機関、事業者向け無担保ローンについては58金融機関と保証提携をしている)。

 業務停止処分期間が経過すればアイフルは従来通りの業務を再開・継続することが懸念されます。私たちは業務停止期間経過後のアイフルの動向をこれまで以上に厳しく監視するとともに、引き続きアイフル被害の救済と被害告発に取り組み、高金利被害の撲滅に取り組んでいく所存です。

以上    

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2006年4月12日 (水)

3月26日 トミカこども博覧会 ドロロ兵長ほか

  3月26日 日曜日

コンベックス岡山のトミカこども博覧会に妻と子とともにいく。

けっこうこんでいた。

  トミカはミニカーとプラレールで知られている玩具製造メーカーである。

  入場券とひきかえにスバル360のミニカーをもらう。わが家でオヤジが最初にかった自動車はスバル360であった。

  がちゃがちゃでケロロ軍曹の携帯ストラップをねらったところ、ドロロ兵長のそれがあたった。5匹のキャラクターのなかでもっとも影の薄いあれである。

  午後には強制執行を1件おこなった。

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2006年4月 5日 (水)

間接反証概念の有用性あるいは無用性

間接反証概念の有用性あるいは無用性

              弁護士 岡本 哲

  ――皇室典範のはなしから間接反証概念のはなしになっていきます――

1 皇室典範と非嫡出子

国会で皇室典範の改正が問題となったが、か999999999999999999999991男系維持のため、側室をおく、という案は考慮されなかったようである。

昨年テレビドラマ「大奥」がヒットしたとしても、時代劇であり、一夫一婦制が定着して100年をこえて、側室というのが身近な存在ではなくなった、ということであろうか。

昭和23年以降、現在にいたるまで、日本の民法では側室や妾の法律上の地位を認めていない。重婚的内縁の保護が判例法上の例外といえるくらいであろうか。

妻以外の女の出生子は最近まで長男次男等の序列もつかず、「子」となっていた。父子関係については、認知がなされない限り父子関係は認められない。

旧民法では、父に認知された私生子は、庶子たる分を取得し、家督相続などでは、庶男子は嫡出女子よりも優遇される場合もあった(旧民法970条1項)。

ただし、嫡出男子より庶子が劣ることに相違はなく、決して嫡出子と庶子が同等というわけではなかった。

昭和18年度の統計では出生子総数のうち嫡出子98・4パーセント、私生子1・6パーセント、となっている。戦前は家督相続をする男子がいない場合、女子のみの姉妹の長女は婿養子をもらうかたちでないと結婚できない等、婚姻障害がおおかったため、私生子は生じやすいということもあった。

  いまは忘れられた作家となっているが、佐賀潜という推理作家がいて、昭和30年代~40年代に活躍していた。民法入門・刑法入門等をカッパブックスからだしてベストセラーにもなっていた。そのなかで戦前の生まれであり、家族会議の承認が得られなかったため、本来なら跡取り息子の立場でありながら私生子となっていたことをかいているものかあった。

 またまた余談だがこのペンネームは「さがせん」という意味である。「さがしましょう」という嵯峨島昭というペンネームの作家がいて、これは宇能鴻一郎の推理小説をかくときの名前である。

 

2 強制認知の困難性

 私生子の地位についても父親からの認知を受けることも以前は大変苦労する事態が生じていた。DNA鑑定がないころであり、血液鑑定等についても誤差がおおきかった。

 性的交渉が男女間にあったことが認められたとしても、男性側から不貞の抗弁という母親と他の男性との性交渉があったことの立証があった場合は、認知が認められないことになっていた。父子関係について50パーセント以上の心証がとれない、というわけである。この他の男性との性的関係にいての立証については民事訴訟法学の間接反証の具体例とされていた。わたしが学生だった昭和時代のおわりは、民事訴訟法の教科書・演習書にも掲載されていた。

 証明の対象である主要事実は父子関係であり、立証責任は、母側にある。こどもの受胎の時期の性交渉の立証が母側で成功すれば、父子関係は、一応は推定される。しかし、不貞の抗弁については父側に立証責任があるが、これが成立すれば、反証が成功したことになり、父子関係は立証されないことになる。不貞事実そのものは父子関係からみれば「間接」事実であるかち「間接」反証と言われる。ただし、不貞事実については、父側に立証責任があるので、50パーセント以上の心証を裁判所にいだかせなければならないということで「本証」としての活動をしていることになる。ただ、主要事実からみたら反証をやっていることになる。

 代表的な民事訴訟法の教科書である伊藤眞「民事訴訟法」・有斐閣では、一貫して間接反証概念について不要である旨の説明がなされている(初版1998年・315頁、第3版補訂版・2005年・337頁)。事実上の推定を成立せしめる高度の経験則が働くときには、相手方はそれを覆滅するための間接事実の存在を裁判所に確信させなければならないという一般論で十分であり、特別に間接反証の概念を立てる理由に乏しい、というわけである。

 ただ、試験問題として「間接反証概念を説明せよ」とだした場合、主要事実・間接事実・本証・反証のそれぞれの概念を説明してもらう良い問題となるため、出題者としてはつい聞いてみたくなるようである。

 しかし、ほかの教科書、林屋礼二「新民事訴訟法概要[第2版]」有斐閣・2004年でも上田徹一郎「民事訴訟法[第4版]」法学書院・2005年でもふつうに解説されている。概念の不要説を教えてうっかりまるきり不要と誤解した聴講生が国家試験等で差をつけられるよりは、不要説を無視して説明しておくほうが、教育の効率ということからはベター、ということであろうか。

 間接事実概念自体は、主要事実の要件を緻密化していく立法傾向のなかで、かつての間接事実が、将来の条文あるいは判例法上の主要事実となるまでの間の過渡的現象を説明するのに便利である、ということで、全く不要とまでは言い切れないのではないかと思われる。

 ただ、「間接反証」という訳についてはもうすこし工夫の余地があったかもしれない。

 民事訴訟法の専門用語には主観的併合(本来は主体に関する併合とすべきだったと思われる)、客観的併合(同様に客体に対する併合)とか、むかしの不適切な訳の名残が学習者を苦しめている。

 間接反証についても不要説が完全に定着すればいいのだが、そうでないかぎりは学習者に覚えてしまうしかない。妾という法制度がなくなっても、婚姻の理解のためにかつての妾制度の理解も必要と同じようなものであろうか。

 死後認知を求める事件で、父親の遺族側の協力がえられず、DNA鑑定ができない事件を最近筆者も経験した。まれにはこういうこともあり、その場合は間接反証をする事態は生じてくる。ただ,こんなまれにしか生じない事態をそうそう教えるべきか、というのは別の問題である。

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2006年4月 4日 (火)

関西商事法研究会等 3月25日

 3月25日 土曜日

 朝は民事介入暴力対策の緊急の相談がはいる。

 午後は大阪で関西商事法研究会。

 レセプツム責任の判例批評と新会社法下における株主総会運営等について会場

をおいだされるまで議論がなされていた。親子会社関連の規則変更と社外監査役資格の関連など悩ましい論点がでてきていた。

 夜は田辺光政名古屋大学名誉教授をまじえて会食があった。

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「はたらくじどうしゃ」事件

はらたくじどうしゃ」事件

                  弁護士 岡本 哲
 --43という数字から絵本の著作権の話になります--

1 43とミニカーと「はたらくじどうしゃ」
 小川洋子「博士の愛した数式」が映画化され1月に公開された。3月には毎日放送ラ
ジオでラジオドラマになっている。博士は脳の障害で80分しか記憶がもたず、毎日数
学の問題を解答してくらしている。博士は数字に意味づけをする。家政婦の靴のサイズ
をきいて、24と答えると、24について「すばらしい、4の階乗じゃないか」という
具合である。
 さて、筆者は43期司法修習であるが、43にはなにか意味つけは可能であろうか。
素数であることくらいしか数学的にはなさそうである。博士にこの数字をいってもあま
り感心してもらえそうにはない。
 このほかには、ミニカーの世界企画で43分の1が標準的というものである。
 トミカなどのメーカーが知られているが、春休みには各地でおもちゃ博覧会をやって
いた。筆者も家族サービスでいってスバル360のミニカーをもらってきた。
 男の子はだいたい乗り物がすきなので、ミニカーなどのおもちゃや乗り物関係の絵本
がある家庭もおおいことだろう。
 以前は女の子向けの「ノンタン」事件をとりあげたので、今回は男の子向け(?)と
いうことで「はらたくじどうしゃ」事件をとりあげてみたい。

2 「はたらくじどうしャ」事件
 原告はアウトドアペインティングの分野で世界的に知られている画家である。原告は
、平成6年に横浜市の各商店街団体の依頼を受けて、都心部循環の市営バス車体に、絵
画を描いた(以下、「原告作品」)。原告作品は、赤・青・黄・緑の現職を用いて、人
の顔、花びら、三日月・目・星・馬車・動物・建物等さまざまな図形を太い刷毛を使用
した独特のタッチにより躍動感をもって関内や馬車道あたりをイメージして描かれたも
のである。
 被告は、原告作品が車体にあがかれたバス(以下、「本件バス」)の写真が掲載され
た書籍「はたらくじどうしゃ」(以下、「被告書籍」)を出版・発売した。被告書籍は
、写真やイラストをもちいて町を走る各種の自動車を幼児向けにわかりやすく解説した
ものであり、被告書籍の表紙の表題の下には、本件バスの写真が掲載され、本文13・
14頁には本件バスの紹介がなされている。原告作品が車体に描かれた本件バスの写真
は縦約3センチ、横約7センチの大きさで掲載されている。被告書籍中に原告作品の著
作者名の表示はされていない。
 原告は被告に対して、原告咲く品を複製して出版した被告の行為が、原告が有する著
作権及び著作者人格権(氏名表示権)を侵害すると主張して、損害賠償300万円を請
求した。
 主要な争点は、
① 市営バス車体に原作作品を描いたことが、著作権法46条柱書によって著作物の自
由利用が認められている「美術の著作物の原作品を屋外の場所に恒常的に設置した場合
」にあたるかどうか
② 幼児向けに町を走る各種自動車を解説する目的でつくられた書籍の表紙などに、原
告作品が描かれたバスの写真を掲載して販売することが、自由利用の例外として定めら
れている46条4号の「専ら美術の著作物の複製物の販売を目的として複製し、又はそ
の複製物を販売する行為」に該当するか
というものである。
 
 東京地裁は平成13年7月25日判決(判例時報1758号137頁 判例タイムズ
1067号297頁)で原告の請求を棄却した。

 ①の争点については「恒常」とは、角川国語大辞典では「一定で変わらないこと」と
あり、街中を走り回るバスの車体というのは場所的には一定でないともいえそうである
。しかし、東京地裁はこのような形式的解釈をとらなかった。
 「[46条柱書]の趣旨は、美術の著作物の原作品が、不特定多数の者が自由に見る
ことができるような屋外の場所に恒常的に設置された場合、仮に、当該著作物の利用に
対して著作権に基づく権利主張を何らの制限なく認めることになると、一般人の行動の
自由を過度に抑制することになって好ましくないこと、このような場合には、一般人に
よる自由利用を許すのが社会的慣行に合致していること、さらに、多くは著作者の意思
にも沿うと解して差し支えないこと、等の点を総合考慮して、屋外の場所に甲小敵に設
置された美術の著作物については、一般人による利用を原則的に自由としたものである
。前記の趣旨に照らすならば、同条所定の「一般公衆に開放されている屋外の場所」又
は「一般公衆の見やすい屋外の場所」とは不特定多数の者が見ようとすれば自由に見る
ことができる広く開放された場所を指すと解するのが相当である。原作作品が車体に描
かれた本件バスは、市営バスとして、一般公衆に開放されている屋外の場所である公道
を運行するのであるから、原告作品もまた、「一般公衆に開放されている屋外の場所」
又は「一般公衆の見やすい屋外の場所」にあたるというべきである。
 前記の趣旨に照らすならば、同条所定の「恒常的に設置する」とは、社会通念上、あ
る程度長期にわたり継続して、不特定多数の者の観覧に供する状態に置くことを指すと
解するのが相当である。原作作品が車体に描かれた本件バスは、特走イベントのために
、ごく短期間に運行されるのではなく、他の一般の市営バスと全く同様に、継続的に運
行されているのであるから、原告が、公道を定期的に運行することが予定された市営バ
スの車体に原作作品を描いたことは、正に美術の著作物を「恒常的に設置した」という
べきである。
 この点、原告は、本件バスが、夜間、車庫内に駐車されるため、恒常的とはいえない
旨主張する。しかし、広く、美術の著作物一般について、保安上等の理由から、夜間、
一般人の入場や観覧を禁止することは通常あり得るのであって、このような観覧に対す
る制限を設けたからといって、恒常性の要請に反するとして同規定の適用を排斥する合
理性はない。」
「また、原告は「設置する」とは、美術の著作物が、土地や建物等の不動産に固着され
、また、一定の場所に固定されていなければならないと解すべきところ、本件バスは移
動するので、本件バスに絵画を描くことは設置に当たらないと主張する。確かに、同規
定が適用されるものとしては、公園や公道におかれた銅像等が典型的な例といえる。し
かし、不特定多数の者が自由に利用できるとするのが、一般人の公道の自由のかんてん
がら好ましいなどの同規定の前記趣旨に照らすならば、「設置」の意義について、不動
産に固定されたもの、あるいは一定の場所に固定された物のような典型的な例に限定し
て解する合理性はないというべきである」

 ②については事実認定の問題なんで省略する。

3 「はたらくじどうしゃ」事件の射程距離
 岡山の地元ネタだと、瀬戸大橋線の岡山駅・高松駅のマリンライナーにアンパンマン
のキャラクターがずらずらと描かれたアンパンマン列車がはしったことがある。このほ
か絵画が描かれたと飛行機や電車列車バスは枚挙にいとまがなかろう。これを鉄道マニ
アなどが車体等の種類の写真としてインターネットで公開するのは、46条柱書で著作
権侵害にならないとできるのだろうか。

 46条の趣旨を背景の映り込みの場合には著作権侵害にならない、と狭く限定的にと
らえるならば、このような場合はメインで撮影しているわけであるから、問題あり、と
いうことになろう。東京地裁判決は映り込みの場合のみに限定はしていないので、この
場合も46条柱書の適用ありとできそうである。
 
 46条の適用大正としては「公衆が容易にアクセス可能かどうか、そのような状態に
おかれることを著作権者が了承していたかどうか」が重要ということになろう(村井麻
衣子「アクセス可能な著作物に対する公衆の利用の自由 -はたらくじどうしゃ事件-
」 知的財産法政策学研究10号 2006年2月 254頁)。

 46条は美術の著作物・建築の著作物の原作品の限定列挙と解されているようである
。さきの鉄道写真の場合等の車体等に直接描かれた場合は問題ない。句碑や歌碑など言
語の著作物が映り込んでしまった場合やキャラクターヂクッズ等美術の著作物の複製物
の場合はどうであろうか。
 しかし、美術の複製物については類推を認めて、このような鉄道写真のインターネッ
ト公開については許容されるとしてもよいのではなかろうか。
 あるいは著作権法32条の引用について弾力的な運用で対処することになろう。
 
 アメリカ法が適用される場合はフェア・ユースの規定は美術品の現作品と複製物とを
区別していないようである。

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2006年4月 3日 (月)

小川珈琲店 3月24日

 3月24日 金曜日

午前中 岡山で法廷2件

午後 岡山で法廷1件のあと倉敷で法廷2件

 小川珈琲店が倉敷の裁判所の1ブロックはなれたところにあり、いく。

こどもがかけまわって迷惑をかけるようになってきたのでなんだか子連れではいきにくくなってきた。

そのあと岡山で来客。

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