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2006年8月24日 (木)

大場つぐみ・小畑健「DEATH NOTE」11巻の疑問点

 ベストセラー「DEATH NOTE」11巻に法律家からちょっと疑問におもうところがあった。(べつにキラの犯罪が不能版として処罰できないとか、そういう根本的なところではありません)

 検察官をやっているひとがもっているデスノートの偽物をつくるときに検察官の「調書」の筆跡を参考にする、という場面があります。

 警察官の調書を手書きでつくる場合は警察官がながながと手書きする場合があります。しかし、検察官の場合は手書の場合でも検察官が口頭でいったことを事務官が書き留めるのがふつうですし(この形態はいまはほとんどないでしょう)、パソコンをつかう場合は、検察官の筆跡は最後の署名欄のところにしかないことになります。近未来という設定なので劇的に検察実務がかわっているのかもしれませんが、検察官の調書からは検察官の筆跡は大量にはとれないことになります。

 まあ、こんなみかたもあるということで。サスペンスとしてはすごくよくできていますし、ジャンプという制約がなければもっと自由に妹や父親を主人公がみすてたりできたかと思います。

 東大生ふたりのコン・ゲーム(だましあい)ということでは雁谷哲原作の「野望の王国」にも通じるところがありますね。「サルでも描けるマンガ教室」が枠組をつかった名作劇画ですが、いまでは入手しにくくなりました。サルまんのほうは近々復刊があるようですね。

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