1976年のアントニオ猪木
猪木アリ戦が現在の総合格闘技のルーツという視点はおもしろかった。
1976年のアントニオ猪木
2007年3月15日発行
著 者:柳澤 健
発行者:松井清人
発行所:株式会社 文藝春秋
ISBN:978-4-16-368960-9 C0095
目 次
はじめに
第1章 馬場を超えろ ―――1976年以前
常に馬場の引き立て役だった猪木。新天地を求めて独立するも米興行界を握る
馬場の前に苦杯を嘗め続けた。馬場を超える一手は?
第2章 ヘーシンクになれなかった男 ―――ウィリエム・ルスカ戦
最初の異種格闘技戦と喧伝されたルスカ戦は、しかしまぎれもないプロレスだった。
猪木はルスカを最大限に引き立てる技術を見せる
第3章 アリはプロレスに誘惑される
アリの試合には観客が押しかける。予告KO。記者会見での軽口。
試合をもりあげるアリのセンスは、実はプロレスから学んだものだ
第4章 リアルファイト ―――モハメッド・アリ戦
台本どおりのプロレスをやるつもりで日本に来たアリに、猪木は真剣勝負を挑む。
『世紀の凡戦』は実は、生命をかけた死闘だった
第5章 大邱(テグ)の惨劇 ―――パク・ソンナン戦
低迷に苦しむ韓国プロレス界は、アメリカで活躍するパク・ソンナンを帰国させ、
アリを引き分けた猪木と戦わせることを思いついた
第6章 伝説の一族 ―――アクラム・ペールワン戦
韓国プロレスを壊滅させた猪木は、パキスタンでも同じ轍を踏むことになる。
凄惨になるリアルファイトの末に栄光の一族は破滅の道へ
第7章 プロレスの時代の終わり
1976年の猪木の試合は、リアル・ファイトというプロレスにとってのパンドラの箱をあけた。
猪木の時代と日本のプロレスの終焉
終 章 そして総合格闘技へ
1976年という奇跡の年に猪木がかいま見せたリアルファイトは伏流水のように後の格闘技の
時代の下地をつくることになる
おわりに
引用文献
取材資料
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