« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008年1月31日 (木)

週刊スパ 2008年1月15日

SPA!

週刊スパ

2008年1月15日発行

第57巻 第4号               

通巻3103号

編集人:光明康成

発行人:秋尾弘史

発行所:株式会社 扶桑社

雑 誌:23453-1/15

CONTENTS

【SECOND JOB】 

 普通のOLがドロップショッピングで月額200万円!

 検索エンジンで目立つ、リンクを踏ませるetc.成功者が秘術を公開

 [ネットで副業]稼ぐ人はココが違う!

【GOOD-LOOKER ATHLETE】

 浅尾美和、ミキティだけじゃない! 超人気選手4人を撮り下ろし!

 北京五輪の競技別「眼福ポイント」が再現ビジュアルで丸わかり

 必見![美人アスリート]萌えツボ図鑑

【PEOPLE】

 今週の顔

  福田康夫/

  バラク・オバマ/

  AKB48/

  久保寺健彦

 みうらじゅん×リリー・フランキーのグラビアン魂

  真理

 エッジな人々

  うすた京介×マッコイ斉藤 僕らの笑いって野球で言えばパ・リーグなんです。

【LIFE STYLE】

 文化堂本舗

 [インタビュー]ジョニー・デップ/

 トピックス/映画/DVD/ブック&コミック/音楽/ステージ&アート/スポーツ

 SPA! AUTO CLUB

 2008年 国産ディーゼル復活宣言!?

【ECO GUIDE】

[超保存版]   

 暖房なしで過ごす、閉店間際の食材を買う、昼食は手作り弁当 etc.

 財布にも地球にも優しく、♀にセコいと思われないテクを識者が考案

 モテる節約術[セコロジー]入門

【LADIES’SECRET LANGUAGE】

 [木梨さま]=買う気なしの客(アパレル)、[マルメン]=デブの客(キャバクラ)etc.

 職場にま男たちの知らない秘密のコトバが溢れていた!

 業界別[オンナの隠語]大辞典

【CHINA REPORT】

 新型殺人インフルエンザに狂犬病、偽酒や工業塩使用食品では死者続出!

 知らずに旅行するのは絶対危険!

 中国[死に至るヤバイ話]速報

【SPA! BUSINESS PLUS】

 日本人ネットユーザーの利用率はわずか2.4%………閑古鳥が鳴く現状を参入企業はどう考える?

 [セカンドライフ]に明日はあるのか?

【COMIC】

 日本のみならず世界でロングセラー継続中! 伝説の食マンガ本誌にて新章始動!!

 作画・谷口ジロー/原作・久住昌之

【SPA! RANKING】

 東国原知事、レッドソックス岡島、麒麟・田村などから受賞コメント多数!

 「KYそうな男」「今年の24時間テレビでマラソンしてほしい男」は“あの人”!?

 [新春恒例]男が選ぶ

 [好きな男・嫌いな男]

【NEW MEDIA】

 デジペディア

 TREND/NEW PRODUCTS/GAME

【INVESTMENT】

 マネー(得)捜本部

【COLUMN】

 ニュースバカ一代/勝谷誠彦

 これは事件だ/神足裕司

 にあいこ≒るリアル/江川達也

 恋愛の利回り/フェルディナント・ヤマグチ

 板谷番付!/ゲッツ板谷

 ネット炎上観察記/ひろゆき

 どうかと思うが、面白い/平山夢明

 内股ピンポンダッシュ★/本谷有希子&瀧波ユカリ

 ドン・キホーテのピアス/鴻上尚史

 東京ペログリ日記リターンズ/田中康夫

 インテリジェンス人生相談/佐藤 優 

【COMIC】

 独立愚連広報部/蛙男商会

 だめんず・うぉ~か~/倉田真由美

 時事[悶絶]ジャーナリズム/須賀原洋行

 GENGO/石原まこちん

【REGULAR】

 タイゾー事務所SPA!支店

 バカはサイレンで泣く

 タイツくん「男のたしなみ通信講座」

 これでいいのだ! /坪内祐三&福田和也

 SPA! 初monoステーション

 エーガ界に捧ぐ/中原昌也

 キャバクラ考現学/木村和久 

 美女タレント発掘プロジェクト「どるばこ」

 SPA! MARKET

 SPA! 読者プレゼント

 次号予告

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ボイス 2008年2月

新しい日本を創る提言誌

Voice ボイス 2月号

平成20年2月1日発行 通巻362号

発行所:PHP出版

雑 誌:08059-2

CONTENTS

【巻頭の言葉】いまだ日本は「政策後進国」………竹中平蔵

【時代を拓く力】防衛省の「平和ボケ」を覚ます………小池百合子/取材・構成:花岡信昭

【特 集】驚異的に成長する日本経済

 個人資産倍増プラン………大前研一   

  眠れる一五〇〇兆円で日本は元気になる

 ヨーロッパに学ぶ元気な福祉国家………伊藤元重 

 「値上げ」繁栄論………藤巻健史   

  資産インフレが導く物価高は経済を好回転させる 

 増税路線は「自爆テロ」だ!………竹中平蔵 <対談> ロバート・フェルドマン 

  経済成長率を高める政策は山ほどある

 農業が輸出産業になる日………財部誠一

 トヨタ流“究極の匠”の育て方………片山 修

 モノづくりの質を日々高める………渡辺捷昭 

  「心のこもったチーム力」が品質も原価も変えていく

 なぜ東京でオリンピックか………安藤忠雄 <対談> 竹村真一

  地球が危機に瀕するいま、発信すべき日本の自然観

【特集2】地域主権型道州制

 中央集権を捨てるとき………堺屋太一  

  各道州に任せれば知恵と活力が生れてくる

 霞が関解体計画………猪瀬直樹    

  「ニセ道州制」への目論見を一網打尽にせよ 

 北海道道州制特区の悲惨………永久寿夫  

 地方経済は道州制で強くなる………アサヒビール会長 池田弘一 <対談> 積水化学工業社長 大久保尚武

 最高指導者の条件 <下> ………李登輝   

  上に立つ者に必要な行動原理とは

 傾く(かぶく)精神で磨く伝統………市川團十郎

  江戸歌舞伎を受け継いで <下>

 創業四百年老舗企業の人づくり………山田日登志 <対談> 岡本知彦    

 江戸の英知で地方を元気に………鈴木淳雄  

 核エネルギー・現場の底力………藤沢久美  

 「日本論」の危うさ………茂木健一郎

  紋切り型の「伝統」がこの国の生命力を失わせる

【話題のテーマに賛否両論!】裁判員制度………橋下 徹/井上 薫

【ニッポン新潮流】

 [スポーツ]最後のカリスマ星野仙一………二宮清純

 [生活社会]中田英寿のあきれた自分探し………山形浩生

 [経済産業]日銀総裁人事は重要か………若田部昌澄

【BOOK STREET】

 この著者に会いたい[森 達也]仲俣暁生/ワンポイント書評

 企業家の一冊 Eストアー社長 石村賢一/ベストセラーと現代 川井龍介

【思い出の人,思い出の時】

 第2回 両親から学んだこと、娘達に伝えたいこと………寛仁親王 聞き手・工藤美代子

【『パル判決書』と昭和の戦争】

 第8回 人種差別………渡部昇一

【大宰相・原敬】

 第14回 「官民相對スルノ道ヲ論ス」………福田和也

【松下政経塾同宿記】

 第7回 一〇〇キロ行軍………上坂冬子 

【私日記】

 第98回 新米がおいしくなるおかず………曽野綾子 

【巻末御免】

 文学的修飾………谷沢永一

【カラー口絵】 

 TOKYOファッション <2> [虎屋]………川島蓉子  

 未来をつくる技術 <14> H-2Aロケット[三菱重工業]………文:志村幸雄

【グラビア】

 進化する教育現場 <2> ………師友塾 和田秀樹

ボイス往来

広告一覧

| | コメント (0) | トラックバック (0)

法学教室 2008年1月

法学教室 HOGAKU KYOSHITSU

平成20年2月1日発行

通巻329号

ISSN:0389-2220

雑  誌:03505-02

CONTENTS

【巻頭言】

 消費者契約法の見直し………山下友信

【KEY WORD】

 首長多選制限………毛利 透

【時の問題】

 新司法試験の結果(1)………山口久枝

◆法科大学院を歩く

 (26)東北学院大学法科大学院

 (27)成蹊大学法科大学院

◆海外Topics&Report

 ヨーロッパ比較法研修報告(2)………H.-P.Marutschke

  ―――ドイツ法システムの現場から

 フランス年金制度の現状と行方………嵩さやか

◆日本国憲法60年記念

【憲法学の現在・未来】(9)

 国家目的としての安全………三宅雄彦

◆基礎講座

 〔入門講義 物権・担保物権法〕(23)

  留置権………安永正昭

 〔新会社法講義〕(18)

  株式会社のガバナンス(13)………落合誠一

◆論点講座

 〔憲法の解釈〕(11)

  公立学校施設とパブリック・フォーラム論………亘理 格

   ―――憲法・行政法の共振回路としての公共施設法

 〔エンジョイ! 行政法〕(12)・完

  行政法のこれから………園部逸夫(ゲスト)/磯部 力/櫻井敬子/神橋一彦

 〔事例で学ぶ刑法〕(21)

  事例 18………西田典之(監修)/島田聡一郎

 〔新労働法講義〕(23)

  不当労働行為(2)………荒木尚志

 〔環境法の新展開〕(20)

  環境修復の責任・費用負担について………大塚 直

   ―――環境損害論への道程

◆判例講座

 〔独禁法事例の勘所〕(23)

  (53)関東甲信越地区エコ・ステーション建設工事談合………白石忠志

  (54)シンエネ・東日本宇佐美

  (55)日之出水道機器対六寶産業

◆展開講座

 〔行政組織法・公務員法〕(11)

  公務員法 公務員の勤務関係………宇賀克也

 〔実践消費者法〕(23)

  消費者法のエンフォースメント

   ―――消費者法の目的実現に向けた実効性の確保………坂東俊矢

 〔医療と法を考える〕(21)

  医療過誤訴訟(2) ―――日本の場合………樋口範雄

 〔知的財産法の重要論点〕(10)

   <著作権法編(4)> 著作者(1)総論………上野達弘

◆演 習 

 憲   法………西原博史

 行 政 法………佐伯祐二

 民   法………池田清治

 商   法………北村雅史

 民事訴訟法………遠藤賢治

 刑   法………松原芳博

 刑事訴訟法………古江頼隆

 国 際私 法………中西 康

最近のおもな判決

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ラジオ技術」2008年1月

ハイフィデリティオーディオ

ラジオ技術

平成20年1月1日発行

第62巻 第1号 通巻810号

発 行:アイエー出版

発 売:インプレスコミュニケーションズ

雑 誌:09131-01

CONTENTS

2008年1月号目次

[第37回ベストステレオコンポ・グランプリ発表!!]

 金・銀・銅賞・特別賞および入賞製品一覧

◆審査経過全レポート <審査委員> 菅野沖彦・若林駿介・高橋和正・石田善之・金井 稔(本誌)

【製・作・特・集】

 ブロック型アンプで聴く

 ★Emissin Labs45 シングル・パワー・アンプの製作………新 忠篤

 プリアンプの重要性を再認識

 ★MC52J TC付プリアンプの製作………梅本芳樹

 MOS-FETと組み合わせた

 ★2A3シングル・ハイブリッド・アンプ製作(2)………山崎 浩

 現代版ウィリアムソン・アンプ

 ★30OBプッシュプル・パワー・アンプの製作………氏家高明

 専用機はやはり一味も二味も違う

 ★ECC88/6DJ8 ヘッドフォン・アンプを作る………長島 勝

 対称巻線型出力トランスによる

 ★EL34PP(T)パワー・アンプの試作(7)………石塚 峻・等々力光水

 タイム・ストレッチト・パルスTSPの応用(6)

 ◆バースト・サイン波応答も演算波形と一致………魚田隆・慧

 ◆オーケストラの適正再生音量は何dB/SPLか………平本 修

【●最新真空管情報●】

 J/J-Electronic KT66(前編)………都来往人

【●ONLY ONE PRODUCTS●】

 ◆ECC88/6DJ8 ヘッドフォン・アンプ………長島 勝

 ◆MC52J TC付イコライザ・アンプ………梅本芳樹

 ◆2A3ハイブリッド・パワー・アンプ………山崎 浩

【実践生録テクニック:第151回】

 InterBEE 2007レポート………寺門邦夫

【実験:TRアンプ設計講座・実用技術編/回路シミュレータSPICE入門】

 第11章 CasCompアンプとは………黒田 徹

【連載:オーディオ計測の散歩道】

 整流回路はどんな動作をしているか(20) ………小倉幸一

【オーディオ徒然草】

 ローム ミュージックファンデーション復刻選集・第3集………新 忠篤

32ビット・データも再現できる

 ◇旭化成 AK4397DA コンバータの詳細………佐藤友則

新・電気音響再生論に基づく再生システムの実現例

 ◇“のり”を良くするために一工夫………宮原 誠

【復刻シリーズ】42オルソン・アンプの製作とSRPP回路の解析(1984年6月号より)………佐藤定宏

【◆最新レコーディング盤と名演奏を聴く◆】

 ●サラウンドで発揮されるプロコフィエフの真価………高橋和正

 ●ジャコメッティのロッシーニ;ピアノ曲集 Vol.8………高橋和正

 ●マイルス・デイビスのハイブリッド版を支持する………丹野哲男

 ●ミルスタイン/1963年ザルツブルク音楽祭ライブCD………五十嵐一郎

 ●本誌連載の中からのBEST10………五十嵐一郎

【◆News/コンフィデンシャル◆】

 ●2008 「ラジオ技術誌」賞発表

 ●ソニー6万円のリニア固体レコーダ発売………中川浩一

 ●松下電器 45nm技術LSI搭載のブルーレイ………中川浩一

 ●アキュフェーズ一体型 SACDプレーヤ発売

 ●KEF 英国大使館で1,995万円のSPをデモ………丹野哲男 

 ●世界初、エネスコのテストレコーディング盤をシェルマンが復刻………五十嵐一郎

 ●SRC アンプとフルレンジを発売

 ●SHM-CDと通常版を比較する………丹野哲男

 ●デノン SACD版チェックレコード発売

 ●フェーズテック 新製品2種

 ●ヤマハ SACD/CDプレーヤとアンプ

 ●新譜バーンスタイン/マーラのオーディオ・メリット………五十嵐一郎

 連載:私のレコード遍歴

  名盤・迷盤・珍盤・掘り出し盤 etc.………是枝重治・小宮好勝・織間 勇・石塚 峻

 ◇JAZZ New Disc………加藤しげき

【クロストーク】

 (1)高周波フィルタとスタビライザの効果………氏家洋一

 (2)WE-31OAのグリッド・キャップ………猪原 隆

 (3)70ch 録音・再生が意味のない理由………中村純也

◇編集後記

◇2007年7~12月号索引

◇サービス部からのお知らせ

◇今月の表紙:竹森幹郎氏製作の245PPパワー・アンプ(次号掲載予定)

【●広告索引●】

―――ア~オ―――

 アイエスオー

 アキュフェーズ

 旭化成エレクトロニクス

 アムトランス

 今井商事

 オーディオテクニカ

 オルトフォン・ジャパン

―――タ~ト―――

 テクニカルブレーン

 デノンコンシューマーマーケティング

―――ハ~ホ―――

 P&Cエレクトロニクス

 フォステクス・カンパニー

―――マ~モ―――

 マッキントッシュ・ジャパン

 マランツコンシューマーマーケティング

―――ラ~ロ―――

 ロッキー・インターナショナル

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月28日 (月)

多重債務・貧困対策ニュース2008年3号

 多重債務・貧困対策NEWSNo.3   2008.1.27  
発行 全国クレジット・サラ金問題対策協議会(代表幹事 弁護士 木村達也)
☆野宿女性餓死事件 浜松市に対し抗議 生活保護支援ネット
 経済大国といわれる現代日本で餓死事件が相次いでいる。大きな社会問題となった北九州市のケースが教訓として生かされないまま、今度は静岡県浜松市で野宿女性の餓死事件が発生した。事件を知った市民らは大きな衝撃を受けている。「生活保護支援ネットワーク静岡」(布川日佐史代表)は、この悲惨な浜松餓死事件について、市に対し抗議・要望などの申入れをしている。しかしながら、浜松市は、「市においては、職務を逸脱した行為や法的な義務を果たさなかったという不作為は、認められなかった」と一方的に結論づけるだけで、再発防止に向けた真摯な取り組みをしていない。
 生活保護支援ネットワークは、浜松市に対し、事実と問題点を明らかにするための検証のやり直し、その検証から明らかとなる問題点の改善、巡回相談の実施と職権保護を行うなど適正な生活保護制度の運用を求めている。また、同ネットでは、今回のような悲惨な事件が二度と繰り返されないように、第三者機関に事件の検証を求める請願署名を呼びかけている。署名簿は2月8日ころ提出の予定という。
 さらに、同ネットは、2月29日午後6時から「反・貧困集会」を「クリエート浜松」(浜松市中区早馬町2-1)で開催する予定。浜松市民によるリレー報告をもとに貧困に関する諸問題を浮き彫りにし、浜松市の生活保護行政について市民が一緒に考える集会にしたいとしている。
  浜松餓死事件(16日の毎日新聞など参照)
 浜松市で昨年11月、空腹のホームレスの女性が市役所に運ばれ、福祉担当職員らが取り囲むなか心肺停止状態となり、翌日死亡した事件。女性は、市役所敷地内の路上で寝かされ、市が与えた非常食も開封できないまま息絶えた。
☆自殺防止相談電話 1年間で3326人 被害者の会
 全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会(被連協、本多良男事務局長)が、昨年1月20日から開設した「自殺防止相談電話」(03-3255-2400)への相談者が1年間で3326人に達した。昨年7月に2基設置した富士・青樹ヶ原樹海の「看板」、新聞やテレビなどの報道などを通じて相談者が殺到しているという。
 被連協加盟クレ・サラ被害者の会「夜明けの会」の吉田豊樹さんのコメント
 「借金の解決は必ずできる」ということが、青木ヶ原樹海で悩み彷徨っている人や世間には、まだまだ認知されていないことを痛感する毎日です。相談自体に行くことがなかなかできないという人が多くいます。
 現在、自殺対策連絡協議会が各都道府県にされていますが、健康問題を重視し、予防(防止策)にはほとんど力や予算をいれていません。民間団体との連携、各都道府県設置の多重債務対策協議会との連携もされていないのが現状です。
 民間団体の「いのちの電話」や被連協が、行政の協議会との連携を図り、自殺の予防とケア(2度目の自殺未遂を起こさない)、遺族のケアという両面から呼びかけ、具体的に活動することが必要と考えます。
 また、各都道府県の自殺対策連絡協議会と多重債務対策協議会が連携を図り、民間団体と協力の上、広報や活動などの具体的な対策を行うことが必要です。
☆多重債務対策支援講座 2月2日福井 多重債務と自死など
 2月2日午後1時から「フェニックス・プラザ」(福井市田原1-13-6)で。「行政の多重債務対策の充実を求める全国会議」(代表幹事・青山定聖弁護士)主催。福井県、石川県、福井市、日本司法書士会連合会、福井県弁護士会、福井県司法書士会が後援。
 内容は、内閣府多重債務問題改善プログラムの概要、相談窓口における多重債務相談の受け方と初期対応の方法、多重債務と自死について、行政の取組状況など。実際の事件に関わった相談員らによるケース研究もある。宇都宮健児弁護士などが登壇する予定。
 多重債務・貧困対策のニュースをマスコミ、国会議員の方々にお知らせしています。お問い合わせ、ご取材の申込などは下記までお願いいたします。
〒271-0091 千葉県松戸市本町5-9 浅野ビル3階 市民の法律事務所
               電話047(362)5578 FAX047(362)7038  メールshimin.lo@nifty.com
      全国クレジット・サラ金問題対策協議会 マスコミ広報部会 事務局長 弁護士 及川智志

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月26日 (土)

週刊ダイヤモンド 2008年1月12日

週刊ダイヤモンド

平成20年1月12日発行 

第96巻 第2号

発行所:株式会社 ダイヤモンド社

雑 誌:20242-1/12

CONTENTS

【特 集】

誰も知らない巨大ビジネス

寺と墓の秘密

 多くの日本人の心に深く根づいている仏教。

 その根幹となる「寺」と「墓」の秘密を、この特集ではあえてビジネスの側面でとらえた。

 不謹慎とご批判を浴びるのは承知のうえで、現状の分析や問題点の指摘、将来の考察など、

 「寺」と「墓」の不思議な世界を多角的な観点から展開している。

【「寺」編】

 [寺ビジネスの全貌] 繁栄支えた檀家制度が形骸化 1.1兆円市場の厳しい現実

  Column: 檀家300軒が採算ライン 税制面の優遇は盛りだくさん 

 [お坊さんはつらいよ] 生活支える読経アルバイト 住職になれない僧侶が増加中

  Interview: 實相院25代目住職●高柳妙眞(たかやなぎ・みょうしん)

  Column: 主要宗派を揃い踏みさせた若手僧侶の仏教への思い

 [改革寺の挑戦] 没落寺ばかりではない! 経営盤石な“元気印”を一挙紹介

  角田山妙光寺(新潟県)開かれた寺標榜し20年で檀信徒5倍

  千光寺(岐阜県)悩み持つ人びとが集うスピリチュアルケア

  法泉寺(福岡県)老人ホームを建設し交流の場を創造

  福智院(和歌山県)周囲の反対押し切り温泉掘って活性化

  緩む宗派のタガ 愛想尽かした末寺が“反乱” 疲弊するフランチャイズ制度

  Ranking: 仏教宗派別の信者増減率ランキング

  Column: 団塊世代が自分探しに訪れる兵庫・龍門寺の禅道場の神髄

【「墓」編】

 [霊園開発のからくり]宗教法人も名義貸しで協力 石材店の粗利はなんと4割!?

  Column: 消費者を手玉に取る石材店の墓石販売の手口

 [正しい墓の選び方]どこにどんな墓をつくるのか 今だからこそじっくり考えよう

  Chart: お墓選びのフローチャート

  公営霊園 安くても供給量や遺骨など条件厳しい/民営霊園 選択肢は幅広い ポイントは絞り込み

  Column: バチ当たりか、人助けか 拡大する墓参り代行ビジネス

  寺院墓地 交通至便がメリット 金銭面では高めに/墓石の選び方 最大のカギは信頼できる石材店探し

  永代供養墓 「家」にこだわらず後に憂いを残さない/納骨堂 墓不足背景に増加 ネットで進化著しい

  自然葬 樹木葬から散骨、宇宙葬まで種類豊富/改葬の方法 住職の理解が不可欠 費用も覚悟がいる

【新春特別企画】

 [アマデウスたち]SPECIAL

 中島岳志×長塚圭史×上田泰己

 「ロストジェネレーション」を語る

【Close Up】

 ●大山鳴動してネズミ1匹 独立行政法人改革のお粗末

 ●韓国でCEO型大統領誕生 雇用拡大へ短期決戦を挑む

【Market】

 為替市場: 透視眼鏡/1ドル95円の円高もありうる 割高なポンド・ユーロに注意 田中泰輔

 金融市場: 異論百出/FRBも今、難しさを痛感? バブル崩壊初期の政策対応 加藤 出

 ネット世論調査/墓の所有

【Data Focus】

 金融引き締めは08年前半まで 後半以降は緩和へ向かう中国 呉 軍華

【企業・産業】

 [企業レポート]花王/着実に市場シェアを獲得する秘密

            ライバルを圧倒する「店頭販売力」

 [論    文]大きな政府と小さな政府の鬩ぎ合い

         沸騰!「霞が関埋蔵金」論争の本質

  起・業・人/牛久保 潔(プロッソ社長)

【人 物】

 アマデウスたち/石川 直樹(写真家)

【連 載】

 山崎 元のマネー経済の歩き方

 二宮清純/勝負のバランスシート

 陰山英男/大人の陰山メソッド

 スティグリッツ教授の真説・グローバル経済

 柏木慶永/経済の視点・産業の論点

 野口悠紀雄/「超」整理日記

 鈴木棟一/新・永田町の暗闘

 櫻井よしこ/オピニオン縦横無尽

【コラム】

 プリズム

 This Week/The Day/F氏的日常

 This Year 2008

 転→展→天職

 3分間ドラッカー 文・上田惇生

 部課長推薦この料理

 BOOK  Review

 Diamond Style  

 This is.(武田薬品工業)

 懸賞掲示板

 ビジネス掲示板

 From Readers From Editors

 読者アンケート

【ゴルフ】

 北野正之の“即効! GOLFエイド”

 ハーフターンの愉しみ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「創」2008年2月

創 The Tsukuru 2号

2008年1月7日発行

第38巻・第2号・通巻420号

雑 誌:06343-2

CONTENTS

【特 集】 

 出版社の徹底研究

◎<座談会> ………植田康夫×清田義昭×松田哲夫

 苦境に立った出版界とケータイ小説の新たな市場

◎『週刊現代』の苦境に少年調書流出事件など………丸山 昇

 三角波襲う巨艦・講談社の苦闘前進

◎業界全体の凋落の中で売上高1位とはいえ………久保隆志

 トップ達成でも小学館の不断の改革

◎『ジャンプスクエア』増刷と女性誌の新戦略………道田陽一

 ブランド力を武器に集英社の試み

◎デジタルコミックなど新たな挑戦も………長岡義幸

 文庫好調で〝堅調〟新潮社の次の布石

◎総体としては「書高雑低」変わらず………七瀬恭一郎

 文藝春秋、看板雑誌は健闘なれど

◎『ダ・カーポ』は休刊だが,一方で創刊誌も………長岡義幸

 マガジンハウス「縮小均衡でなく拡大を」

◆スクープ! 隠蔽された真実を刑務官が語った!………今西憲之 

 徳島刑務所で暴動が勃発!

 刑務官が語った恐るべき実態

  受刑者40人が刑務官を襲撃するという暴動が勃発! その背後にいったい何があったのか

◆なぜ彼は再び覚せい剤に走ったのか!?………篠田博之

 三田佳子さん二男が語った

 薬物依存と家族のこと

  前号に続く第2弾! 高橋祐也君に二度にわたって接見。覚せい剤に走った経緯などを聞いた

◆犯人視報道は「朝ズバッ!」だけではなかった………浅野健一

 香川坂出事件遺族を犯人視したマスメディアの責任

  殺害された少女たちの父親を犯人視したメディアは連日,自宅前に検挙して押し掛けた

◆被害者遺族がいま,マスメディアに訴える………山下 清

 メディアが犯人を作るような報道でいいのか 

◆唐十郎と劇団唐組を描いた映画「シアトリカル」公開!………大島 新

 初の劇場映画と父・大島渚のこと 

◆同時進行追跡レポート! 公共放送とは何なのか………七瀬恭一郎

 ドキュメントNHK受信料裁判(9) 

◆柳美里の「今日のできごと」〝演出と煙草〟………柳 美里

◆「こころの時代」解体新書〝精神科薬の「官能的評価」について語ろう〟………香山リカ

◆ナショナリズムという病理〝坂口弘確定死刑囚の歌集〟 ………佐藤 優

◆ドキュメント雨宮☆革命〝ただ「生きのびる」ために〟 ………雨宮処凛

◆逆視逆考(2)〝戦争報道を続けるために〟………綿井健陽

【巻頭グラビア】

◆風刺天国(13)〝「消えた年金/「謝罪王国」ニッポン〟 ………マッド・アマノ

◆東京street! 第5回〝風俗の街・池袋〟 ………篝 一光

◆今月のカラクリ雑誌 〝俳句とバイクの深遠なる世界〟………今 柊二

◆唐十郎と大島新監督〝ドキュメンタリーという「虚構」〟

【連載コラム】

◆タレント文化人 筆刀両断!〝守屋武昌〟………佐高 信

◆言論の覚悟〝皇居美術館〟………鈴木邦男

◆極私的メディア論〝事件報道と死刑制度〟………森 達也

◆「非国民」のすすめ〝高額訴訟とトップの品格〟………斎藤貴男

◆オタク論!〝ババンババンバンバン♪ネットするなよ〟………唐沢俊一×岡田斗司夫

◆大川総裁の月刊『壊』〝守屋事件から防衛問題を考える〟………大川 豊

◆バカ裁判傍聴記〝山形地裁で見た裁判〟 ………阿曽山大噴火

『創』編集部発

読者の声

『創』バックナンバー

編集後記

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2008年1月25日 (金)

判例タイムズ1254 2008年1月15日

判例タイムズ1254

2008年1月15日発行

第59巻 第2号 通巻1254号

発行人:浦野哲哉

編集人:遠藤智良

発行所:株式会社 判例タイムズ社

雑  誌:27503-1/15

ISSN:0438-5896

【記事紹介】

◆証拠開示に関する裁判例等について/田野尻 猛

■少年法の理論と実務[6]

 非行少年(4)

  触法少年(3)/廣瀬健二

■大阪民事実務研究

 医事関係訴訟における鑑定等の証拠評価について

  原審の過失判断に違法があるとして原判決を破棄した最近の最高裁判決を参考に/西岡繁靖

◆私人の名誉は公人の名誉より軽いか(5・完)

 名誉・プライバシー侵害訴訟再考の視点/京野哲也

◆職務発明における属地主義と労働法との交錯

 最三小判 平18.10.17民集60巻8号2853頁,判タ1225号190頁/布井要太郎

■会社判例プラザ[35] ―――服部榮三〔東北大学名誉教授〕監修

 株式会社の業績悪化による保有株式の無価値化と株主の取締役に対する損害賠償請求の可否

 東京高裁 平成17年1月18日判決,金判1209号10頁/南保勝美

■実践 刑事弁護:裁判員にわかりやすい弁護のために[4]

 冒頭陳述/四宮 啓

■世界の司法113 ―――その実像を見つめて

 ワシントン州キング郡少年裁判所Dependency部門の取り組み

 Family Treatment Courtの取り組みを中心に/竹田 聡

■世界の司法114 ―――その実像を見つめて

 少年刑事裁判への被害者関与

 カナダ,ブリティッシュ・コロンビア州のカンファレンス/児玉禎治

【判例紹介】

◆速  報

[商 法]

[1]日経新聞株式譲渡ルール第一審判決

   新聞社と従業員との間で,新聞社の株式を取得する際,株式を譲渡するときは,譲渡先は新聞社の役員

   及び従業員で構成された団体,譲渡価格は1株100円とする合意が成立していると認められた事例

   (東京地裁 平19.10.25判決)

◆行政裁判例

[国家補償法]

[1]1 工業所有権に関する手続等の特例に関する法律3条の特定手続について,適法な予納がなかったと

     された事例

   2 工業所有権に関する手続等の特例に関する法律5条の特定通知等について,適法な送達があったと

     された事例

   3 工業所有権に関する手続等の特例に関する法律2条の電子情報処理組織を利用するためのソフト

     ウェアが,国家賠償法2条1項の公の営造物に当たらないとされた事例

   4 弁理士にソフトウェアのバージョンアップ版を提供しなかったことと当該弁理士が顧客の特許権

     等を消滅させてしまったこととの間に相当因果関係を認めた事例

   5 弁理士が特定の顧客を喪失した場合につき,当該顧客に対する平均売上額の7年分の逸失利益を

     認めた事例

   6 弁理士にソフトウェアのバージョンアップ版を提供しなかったため,当該弁理士が顧客の特許権

     等を消滅させてしまった場合につき,弁理士に4割の過失相殺を認めた事例

     (東京地裁 平18..28判決)

[地方自治法]

[2]逮捕,勾留中の市長に対する給料の支給が違法とはいえないとした事例

   (大阪地裁 平19..22判決)

[3]1 「補助金交付決定の取消権」は地方自治法242条1項の「財産」に当るか

   2 いわゆる「不真正怠る事実」について監査請求期間の制限が認められた事例

     (福岡高裁 平18.10.31判決)

[情報公開]

[4]1 体罰に係る情報の兵庫県情報公開条例(平成12年3月28日兵庫県条例第6号)6条1号前段該当性

   2 同条例6条1号前段にいう「特定の個人を識別することができるもの」の意義

   3 同条例と部分公開の可否

     (大阪高裁 平18.12.22判決)

[5]兵庫県体罰情報公開訴訟第一審判決

   学校での体罰に関する情報のうち加害教員の氏名等は個人情報に当たらないとされた事例

   (神戸地裁 平18..16判決)

◆労働裁判例

[個別的労働関係]

[1]被告病院に勤務していた女性医師が自殺したことにつき,被告病院での過重な業務が原因であるとして,

   被告病院の損害賠償責任が認められた事例

   (大阪地裁 平19..28判決)

◆民・商事裁判例

[民  法]

[1]貸金業者が取引履歴を開示しなかったことについて民事訴訟法224条3項を適用して過払金の返還請求を

   認めた事例

   (本庄簡裁 平19.6.14判決)

[2]国立大学医学部漕艇部の新入生歓迎コンパにおいて,飲酒後死亡した新入生の両親が,同コンパに参加した

   同部の部長(教授)や上級生らに対して起した損害賠償請求が一部認容された事例

   (福岡高裁 平18.11.14判決)

[3]1 獣医師が,免疫異常を原因とする疾患に罹患したペット犬に対し,適正量のステロイド剤を投与する

     義務,高次医療機関に転医させる義務に違反したとして,不法行為の成立が認められた事例

   2 ペット犬の入院が長期化し,瀕死の状態になったこと等につき,飼主の慰謝料として20万円が認め

     られた事例

     (横浜地裁 平18.6.15判決)

[4]被告会社の工場からダイオキシン類を含む排水が7年以上にわたって河川に排出され続け,この事実がテレビ

   等によって報道されたことにより,同河川の河口付近で漁業を営む原告らが風評被害による営業損害を被った

   ことにつき,原告らの被告会社に対する損害賠償請求が一部認容された事例

   (横浜地裁 平18..27判決)

[5]経皮的冠動脈血管形成術を受けた患者が冠動脈壁の破裂により死亡した場合,担当医師に術式選択,手技上

   の過誤,止血遅延等の過失は認められないとして,病院側の損害賠償責任が認められなかった事例

   (大阪地裁 平17..6判決)

[商  法]

[6]カネボウ(免責的債務引受等)株主代表訴訟第一審判決

   営業譲渡代金債権を譲渡先の関連会社が免責的債務引受けをし,これを支払う旨の承認をした営業譲渡をした

   会社の取締役に善管注意義務違反・忠実義務違反が存在するか(消極)

   (東京地裁 平19..27判決)

[7]生命保険契約に基づく高度障害保険金請求権の包括受遺者の請求が認容された事例

   (東京高裁 平19..30判決)

[知的財産]

[8]インクジェット記録装置用インクタンクに関する特許権侵害訴訟において,特許出願が不適法な分割出願で

   あるため,出願日が原出願の時まで遡及せず,特許発明が新規性を欠き,特許権者の権利行使が制限される

   と判断された事例

   (知財高裁 平19.5.30判決)

[諸  法]

[9]保険者の保険医療機関に対する診療報酬の支払期限を定めた国民健康保険法施行規則31条所定審査と,

   同施行規則30条,41条所定の診療報酬再審査部会のする再度の考案による審査

   (東京地裁 平18..31判決)

[民事訴訟法]

[10]1 法務省が外務省を通じて外国公機関に照会を行った際に同省に交付した依頼文書の控えにつき民訴法

      223条4項1号の「他国との信頼関係が損なわれるおそれ」があり同法220条4号ロ所定の文書

      に該当する旨の監督官庁の意見に相当の理由があると認めるに足りないとされた事例

    2 外務省が外国公機関に交付した照会文書の控え及び同機関が同省に交付した回答文書につき民訴法

      223条4項1号の「他国との信頼関係が損なわれるおそれ」があり同法220条4号ロ所定の文

      書に該当する旨の監督官庁の意見に相当の理由があると認められた事例

      (東京高裁 平18..30決定

[民事執行法]

[11]銀行に対する預金債権を「複数の店舗に預金債権があるときは,本店,次いで別紙記載の支店の順位による」

    と指定する債権差押命令の申立てについて差押債権の特定がないとはいえないとして認容された事例

    (大阪高裁 平19..19決定)

◆刑事裁判例

[刑  法]

[1]人工砂浜の陥没により生き埋めになった女児が死亡した事案において,海岸管理の担当者であった国と市の

   職員4名につき事故発生の予見可能性を否定して,業務上過失致死罪の成立を否定した事例

   明石砂浜陥没事故第一審判決(神戸地裁 平18..7判決)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

判例時報1985号 平成20年1月10日

判例時報

平成20年1月11日発行

発行通巻1985号

編集人:下平健一

発行人:判例時報社

雑  誌:26332-1/11

ISSN:0438-5888

判例時報細目次

◆記 事◆

生命保険契約における保険金

 請求権と消滅時効の進行(上)

 ―――高度障害保険金請求権の時効を中心に………草野 元巳

 現代型取引をめぐる裁判例(198)………升田 純

◆判決録◆

=行 政=

○日本法人と匿名組合契約書と題する契約書を取り交わしたオランダ法人から同契約上の地位を

 承継したオランダ法人が同契約に基づき当該日本法人から受領した金員が、所得に対する租税

 に関する二重課税の回避のための日本国政府とオランダ王国政府との間の条約八条一項に規定

 する「企業の利得」に該当することが否定され、同条約二三条に規定する所得に該当すること

 が肯定された事例

 (東京高判 19・6・28)

=民 事=

◎信用保証協会を債権者とし被担保債権の範囲を保障委任取引により生ずる債権として設定された

 根抵当権の被担保債権に、信用保証協会の根抵当債務者に対する保証債権は含まれるか

 (最一判 19・7・5)

◎介護サービス事業者が介護給付費等の請求のために審査支払期間に伝送する情報を利用者の個人

 情報を除いて一覧表にまとめた文書が、民訴法二二〇条四号ニ所定の「専ら文書の所持者の利用

 に供するための文書」に当たらないとされた事例

 (最二決 19・8・23)

○町道の路側帯を歩行していた者が、町道沿い水路に転落して負傷した場合に,町道のの設置管理に

 瑕疵があるとして、町に対する国家賠償請求が認容された事例

 (大阪高判 19・5・22)

○保険料不払による生命保険契約の失効を理由とする保険会社の保険金支払拒絶が信義則に反し

 許されないとした第一審判決が取り消され、信義則違反が否定された事例

 (札幌高判 18・9・28)

▽株式会社から監査業務及び相談業務の委任を受けていた公認会計士及び監査法人に善管注意義務

 違反があるとして株式会社から当該公認会計士及び監査法人に提起された損害賠償請求が棄却さ

 れた事例

 (東京地判 19・5・23)

▽患者の疾患が肝硬変であるにもかかわらず、医師が、患者の便宜を図って保険病名を慢性肝炎と

 して継続して治療している間に、正しい病名を失念したために、適時に適切な検査をすることを

 怠り、肝細胞癌の発症を看過した点に不作為の過失を認定した上、適時に検査を行い検査結果に

 基づいて適切な治療が行われれば、患者はその時点から五年間生存した高度の蓋然性が認められ

 るとして、患者とその遺族の損害が算定された事例

 (東京地判 18・9・1)

=知的財産権=

▽一 真の共同発明者といえるためには、当該発明における技術的思想の創作行為に現実に加担した

   ことが必要であるとして、職務発明の対価請求の対象となる発明の一部について発明者性が否

   定された事例

 二 自社実施に係る職務発明の承継の対価の算定に当たり、「その発明により使用者等が受けるべき

   利益」とは、当該発明の実施品の売上高のうち、同発明のうち、同発明につき第三者の実施を排

   除して独占的に実施することにより得られたと認められる利益の額、すなわち法定の通常実施権

   に基づく実施を超える部分(超過実施分)について第三者に発明の実施を許諾した場合に得られ

   る実施料であるとされた事例

 三 特許権の設定登録の前であっても、出願公開後に事実上当該発明を独占し、第三者の実施を排除

   して独占的に実施したことにより通常実施権に基づくものを超える利益を上げたときは、当該発

   明が貢献した程度を勘案して「その発明により使用者等が受けるべき利益」を定めることができ

   るとされた事例

   (東京地判 18・9・12)

=商 事=

▽一 会社法四三三条二項三号所定の「請求者」に請求者と一体的に事業を営んでいる親会社を含むか(積極) 

 二 会社法四三三条二項三号所定の「競争関係」に近い将来において競争関係に立つ蓋然性が高い場合も含むか(積極)

   (東京地判 19・9・20)

=労 働=

▽会社の組合員に対する昇給・昇格に合理的理由が欠けているとまではいえないとして、不当労働行為が

 否定された事例

 ―――昭和シェル石油昇給・昇格差別訴訟第一審判決

 (東京地判 19・5・28)

=刑 事=

◎預金通帳等を第三者に譲渡する意図を秘して銀行の行員に自己名義の預金口座の開設等を申し込み

 預金通帳等の交付を受ける行為は、刑法二四六条一項の詐欺罪に当たるか

 (最三決 19・7・17)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月24日 (木)

平成18年度新司法試験公法系第1問

1.公法系科目

[第1問](配点3)

 適正手続の保障に関する次のアからエまでの各記述について,最高裁判所の判例の要約として,それぞれ正しい場合には1を,誤っている場合には2を選びなさい。(解答欄は、アからエの順に[1]から[4])

ア.刑事裁判において,起訴された犯罪事実のほかに.起訴されていない犯罪事実をいわゆる余罪として認定し.実質上これを処罰する趣旨で量刑の資料に考慮し,これに基づいて被告人を重く処罰することは,不告不理に原則に反し、憲法第31条に違反する。[1]

イ.憲法第31条の定める法廷手続の保障は,直接には刑事手続に関するものであるが,行政手続についても同条の保障が及ぶと解すべき場合があり,その場合には行政処分の相手方に事前の告知,弁解,防御の機会を与えることが必要である。[2]

ウ.憲法第35条は同法第33条の場合を除外しているから,少なくとも現行犯の場合に関する限り,法律が司法官憲の発した令状によらずにその犯行の現場において捜索押収等をなし得べきことを規定したからといって,憲法第35条違反の問題を生じる余地はない。[3]

エ.法廷等の秩序維持に関する法律による制裁は従来の刑事的行政的処罰のいずれの範ちゅうにも属しないところの、同法によって設定された特殊の処罰であるが、その制裁は、通常の刑事裁判に関して憲法が要求する諸手続の範囲内において、これに準拠して科されるべきものである。[4]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月23日 (水)

「良い経済学悪い経済学」

良い経済学 悪い経済学

2000年11月7日

著 者:ポール・クルーグマン

訳:山岡洋一

発行所:日本経済新聞社

ISBN:4-532-19010-X C0133

序文

一 ゼロ・サム社会の幻想

 第1章  競争力という危険な幻想

 第2章  反論に答える

 第3章  貿易、雇用、賃金

 第4章  第三世界の成長は第一世界の繁栄を脅かすか

 第5章  貿易をめぐる衝突の幻想

二 良い経済理論と悪い経済理論

 第6章  アメリカの競争力の神話と現実

 第7章  経済学の往復外交

       ―――ローラ・ダンドレア・タイソン著『誰が誰を叩いているのか』書評―――

 第8章  大学生が貿易について学ばなければならない常識

三 新興経済圏

 第9章  常識への挑戦

 第10章 NAFTAの実体

 第11章 アジアの奇跡という幻想

四 技術と社会

 第12章 技術の復讐

 第13章 世界経済のローカル化

解説 伊藤元重

| | コメント (0) | トラックバック (0)

正論 2008年2月

正 論 2月号

平成20年2月1日発行

通巻431号

発行所:産経新聞社

発行所:扶桑社

雑 誌:05531-02

目 次

【総力特集】ふたたび“輝く雲”をつかむために

<大型対談>

 いかにして、心意気を取り戻すか………作家・東京都知事 石原慎太郎/日本バレーボール協会名誉会長 松平康隆

  敗戦による価値観の激変にさらされてもなお、私たちが失わなかったもの。

  日本人に連綿と続くべき「こころざし」とは何か

 「江戸の教え」はこんなにも豊かでした………東叡山寛永寺執事長 浦井正明

 「精神の無政府状態」克服のために………東京大学名誉教授 小堀桂一郎

 私の「大好きなこの国」はどこへ向かおうとしているのか………桐蔭横浜大学大学院教授 ペマ・ギャルポ

<異色対談> 

 去勢された若者たちに告ぐ………カメラマン 宮嶋茂樹/アルピニスト 野口 健

  志も、モラルも、マナーもなくした君たちに国の未来は任せられない。安逸を貪るな。今こそ目覚める秋(とき)だ

【折節の記】

 ●カストリ世代(演劇研究家・河竹登志夫)/

 ●モーツァルトと私(オペラ歌手・幸田浩子)/

 ●「いのち」の教育(日本動物愛護協会理事長・中川志郎)/

 ●「しらせ」最後の航海に想う(桐蔭横浜大学客員教授・牧島 功)

“中国詣で”は愚の骨頂

  一衣帯水の友邦を見失ってはならない………衆議院議員 西村眞悟

  終極統一か独立か、台湾立法院選挙の行方 評論家 宮崎正弘

 救国の悪党か、亡国の善玉か

  マスコミ界のドン渡邉恒雄読売新聞グループ本社会長の大いなる勘違い………民俗学者・札幌国際大学教授 大月隆寛

   自・民「大連立」構想の“黒幕”が抱える時代錯誤。

   真の壊し屋ナベツネさんは今でも大昭和時代を生きている

 学力低下が止まらない… ………教育評論家・元参議院議員 小林 正

  諸悪の根源は文科省の隠蔽体質にあり

 日本の子供の心はどう荒廃したのか………日本青少年研究所所長 千石 保

  日米中韓の比較調査から読み解く問題点

 中島岳志を守り、パールを貶めるのは不道徳である

  西部邁氏の誤謬を正す………漫画家 小林よしのり

 司法を歪める偏向裁判官を弾劾せよ………元横浜地裁判事 井上 薫

 「光市母子殺害事件」裁判

  最終弁論で露呈した弁護団の怪しさ………本誌編集部 川瀬弘至

【白熱シンポ完全収録!】

 沖縄戦を子供たちにどう伝えるか

  住民の集団自決に軍命令はあったのか。政治の恣意と教科書記述、本土と沖縄

  の歴史認識をめぐって交わされた討論から浮かび上がってくる問題とは何か

 高崎経済大学教授 八木秀次/東京大学名誉教授 伊藤 隆/漫画家 小林よしのり

 獨協大学名誉教授 中村 粲/明星大学戦後教育史研究センター 勝岡寛次

 弁護士 徳永信一/沖縄大学教授 宮城能彦

韓国人研究者との出会いで痛感した「竹島問題」の不毛………拓殖大学教授 下條正男

紛争の現場で考えた「国際社会」の役割………国連地雷支援センター代表特別補佐官 太田由香里

【短期集中連載】

 日本崩壊―――無為無策ならばやがてローマ帝国の二の舞になる………ノンフィクション作家 岩上安身

 (第1回)道路、橋梁、下水道…、インフラの耐用年数はもはや限界。

      やがてあらゆるコンクリート構造物が一斉に崩壊する

告発第三弾!

 日本共産党にくすぶる人権侵害………元日本共産党職員 志波耕治(筆名)

 党看板に掲げられた「憲法擁護」「人権尊重」の舞台裏を暴く

世の中の右傾化を憂える人たちへ ―――心配ご無用!

 左翼的価値観はこんなにも幅を利かせています………本誌編集部 安藤慶太

<サブカルチャーから読み解く>

 死せるブッシュ、死せるアメリカ 滅びゆく「世界国家」の夢………評論家 佐藤健志

「日本兵」として戦った朝鮮人の追憶  評論家 三浦小太郎

 第23回「正論」大賞 第8回「正論新風賞」「特別賞」発表 

世はこともなし?………産経新聞論説委員 石井英夫 

 第32回良寛の恋

●今月の自問自答 第40回

 終焉20年目の「昭和」観………ノンフィクション作家 上坂冬子

 西舘好子のにっぽん子守唄紀行

  第13回怪しげなレトリックの産物・大阪天満の子守唄

 福田恆存と三島由紀夫の「戦後」………評論家・拓殖大学日本文化研究所教授 遠藤浩一

  第18回「回帰」への前奏曲

表紙のひと………内海陽子

入船亭扇橋の俳句横町

セイコの「朝ナマ」を見た朝は

本日は仰天なり 第166回………西村晃一

主婦の眼・ママの声

コラム「宮嶋の現場」………宮嶋茂樹

BOOK LESSON

読書の時間

嘆息書房 清洲橋三郎

西村宗のステージ81

名無しの品格 第6回

「わたしの正論」 入賞者発表

読者のプロムナード

編集者へ・編集者から

ハイ、正論調査室です

編集者のイチ押し

操舵室から

●グラビア●

 カラー絵物語………林 静一「おてだま」

 「私の写真館・アルバムの中に」吉村作治(エジプト考古学者)

 「フォトギャラリー」 ブラジル移民百年(前編)

 「宮嶋の現場」防衛省の大スキャンダル

【Cross line】

 安倍内閣「失われた一年」?………高崎経済大学教授・八木秀次

 また出会いに教えられた………漫画家・さかもと未明

 あまりに無責任な責任政党………評論家・潮 匡人

 エイリアン VS プレデター………軍学者・兵頭二十八 

【好評連載】

 マスコミ照魔鏡 第140回………稲垣 武

 NHKウオッチング 第128回………中村 粲

 寸鉄一閃………東谷 暁

 祖国よ! 第85回………福島泰樹

 映画「南京の真実」製作日誌………水島 総 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

東京人 2008年2月

東京人 2月号

平成20年2月3日発行

第23巻第2号 通巻250号

発行人:高橋栄一

発行所:都市出版株式会社

ISSN:0912-0173

雑  誌:16725-2

CONTENTS

【特 集】

開通80年

 地下鉄がつないだ東京風景

親子二代の昭和地下鉄回想………文・丸田祥三

版画とポスターに見るモダン東京………文・鈴木勝雄

 闇を切り裂く光/眠らない夜/震災復興とマシンエイジ

昭和2年 東京地下鉄道(現・銀座線)

 モダン東京のモグラ的隠し子………文・藤田宜永

昭和30年代 丸ノ内線/都営浅草線/日比谷線

 地下鉄っ子………文・安西水丸

昭和40年代 東西線/都営三田線/千代田線

 引っ越しは地下鉄に誘われて………文・枝川公一

昭和50年代 有楽町線/都営新宿線/半蔵門線

 東京はいつも普請中………文・中沢けい

昭和60年代から平成 南北線/都営大江戸線/副都心線

 六本木の変貌/溜池山王の出現/

 大江戸線で変わった街/副都心線で変わる街

幻の新橋駅ホームに入る………文・小牟田哲彦

モダン地下都市の開幕………文・海野弘

帝都東京に生まれた、地下鉄駅ビル、駅施設

 メトロと建築………文、写真・松葉一清

地下鉄の父、早川徳次………文・田中 聡

駅名の謎………文・今尾恵介

 青山六丁目/西銀座/志村/東京/汐留/牛込柳町/新御徒町/白金高輪/

 王子神谷/三越前/東大前/新大塚/新中野 ほか

地下鉄カレイドスコープ………文・田中聡、小牟田哲彦

 相互乗り入れの衝撃/“再就職”した東京の地下鉄車両たち/

 有楽町線の「連絡線」にロマンスカーが走る/スピードダウンで東西線はサービス向上?/

 今と基本は変わらない、大正期の地下鉄工事/

 日比谷線のラインカラーは紫色だった/表参道の地下にひっそり佇む「神宮前」駅

エキナカで商売繁盛………文・金丸裕子

東京風俗歳時記(8)

 亀戸天神 梅屋敷………絵、文・沢野ひとし

随 筆 

 お猫様の地雷源………文・新井素子

 緑豊かな東京は、夢のまた夢か………文・大場秀章

 縦か、横か、それが問題だ………文・先崎学

新潟賛歌(1)………文・北野広大

 十日町&越後湯沢

 温泉、地酒、雪まつりを楽しむ

有楽町ガード下で、昭和散歩………文、絵・久住昌之 写真・秋山由樹

東京23区(9)………写真、文・横尾忠則

 Y字路徘徊「北区」

東京日記(81)………文・川上弘美 絵・門馬則雄

 マーヴィン・ゲイで、ひっこむんです

望郷酒場を行く(42)………文・森まゆみ 写真・中川道夫

 茨城県「なまこ屋」

村松周作の方法(5)………談・村松周作

 ヴィンテージとか何年物って、ウイスキーやワインだけじゃない

「軍神」と「学び舎」、

 東郷平八郎と九段小学校………文、写真・中川道夫

山田洋次監督『母べえ』原作者インタビュー

 野上照代………文・木全公彦

 戦前の我が家をモチーフに描いた、

 時代の波に押し流されていく人々

【Close up TOKYO】

 Interview

 『星新一 一〇〇一話を作った人』

  著者 最相葉月

[ 本 ]書評同人

    鹿島 茂/小池昌代/長嶋 有/中村彰彦/細馬宏通 

    今月の東京本

[映画]アーキネマ(10)文・五十嵐太郎

    プレイバック19××(10) 文・上野昻志

[美術]美術館で出会う(10) 文・伴田良輔

    TOKYO ART HOPPER(10) 文・住吉智恵

[舞台]このことばからはじまる(10)   文・宮沢章夫

    近ごろ落語の聞きどころ(10)  文・長井好弘

[音楽]東京クラシック聴き歩き(10) 文・許 光俊

    ディープ・リスニングのすすめ(10) 文・嶋 護

[ 街 ]ニュー・オープン レポート(10)  文・河崎文香

    東京デパートメント細見(10)文・藤本真由

逸品本舗/バックナンバー

編集後記、次号予告

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「南京市民は今、日本をどうみているのカ」2007年

Grass Roots 8

南京市民はいま、日本をどうみているか

2007年7月3日発行

発行所:草の根出版会

著 者:姜

監 訳:佐治俊彦

 訳 :周 チン   

ISBN:978-4-87648-243-6 C0331

目 次

日本のみなさんへ

著者=インタビュアー:姜テン(JIANG DIAN)

 1 日本といえば、やはり中国を侵略した国ということだ

 2 南京は大虐殺の地であり、もっとも日本を恨んでいる

 3 被害者である中国人は、いまの日本政府に失望している

 4 日本人にもいい人はいるが、一世代上の人は悪すぎた

 5 これからの人たちの平和のために、必要なのは交流

 6 日本は複雑な国で、民族性は外見は強いが内心は弱い

三 

 7 日本のイメージは桜とつながっていて、美しさは雲のよう

 8 日本の技術者の仕事に対する熱心さに敬服する

 9 多くの日本人が謝罪という形で戦争に反対する姿に感動

10 いまの中国社会は、「日本マニア」に偏見を抱いている

11 国内の「日本マニア」は、日本の文化に盲従している

12 日本はアジアの一部、だが彼らは欧米と見なしている

13 中日両国の青年は、もっと交流しなければ壁は越せない

14 同種同文というが、両国の社会文化は大きく異なる

15 両国は、ともに相手に対する認識の上での誤解がある

16 日本に長く滞在すればするほど、この国がわからなくなる

17 都市史の研究で南京城を調査、虐殺は計画的といえる

18 歴史学者は南京市民として客観的に歴史と現実をみる

訳者 ひとこと(周チン)

監訳者 あとがき(佐治俊彦)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

文藝春秋 2008年2月

文藝春秋 二月号

平成二十年二月一日発行

第八十六巻 第二号

雑 誌:07701-2

目 次

明治天皇と広島大本営 葭の髄から(130)………阿川弘之

始球式ならぬ二球式………逢坂 剛

ナチスと連合軍………アルフォンス・デーケン

ヘドニック法………南淵明宏

「日本語」という授業………若井田正文

日活同窓会………宍戸 錠

ベルギー大使館の取り壊し………奈良岡聰智

『現代用語』の六十年………清水 均

企業と美術の幸せな関係………酒井忠康

ブランド品には御注意を 日本人へ(57)………塩野七生

◎寿命はどこまで伸びるか? 知の巨人たちが論じ尽くす

 不老革命 アンチ・エイジングの衝撃

  立花 隆/茂木健一郎/玄侑宗久/白澤卓二/大内尉義

 [1]「寿命100歳社会」がやってくる

 [2]若さと健康を保つ生活とは

 [3]アルツハイマーは薬で治る

 [4]長寿者の力を活用せよ

小泉純一郎“大連立”総理の誕生

 [政界再編シミュレーション]………水木 楊

わが告白[独占手記]

 総理辞任の真相  

突如、襲った体の異変。

今、初めてすべてを明かす………安倍晋三

守屋が私に託した機密ファイル………田村建雄

大増税が医療・年金を破壊する………菊池英博

【特別寄稿】昭和天皇と明治天皇

  ―――太平洋戦争 真の敗因は何か―――

 日露戦争でできたことがなぜ失敗したのか?………半藤一利

日本版サブプライム破綻の日………荻原博子

父が語る“ハニカミ王子”教育論………石川勝美

「母べえ」は偉大な昭和の母………吉永小百合/山田洋次/野上照代

【ドキュメント】

 見事な死 ―――阿久 悠から黒澤明まで著名人52人の最期

 阿久  悠:天才作詞家の「声の遺書」………葛西聖司

 正田英三郎:美智子さまのお見舞い………日野原重明

 平岩 外四:「お先に逝かせて頂きます」………小林庄一郎

 松田 優作:「人間は必ず死ぬぞ」………渡邉 俊夫

 城山 三郎:幼児のような表情で………井上 紀子

 長嶋亜希子:すべての苦痛から解放され………深澤 弘

 黒澤  明:巨匠は眠るように逝った………黒澤 和子

 後藤田正晴:憲法改正を憂えて………後藤田尚吾

 淀川 長治:最後の講演でサヨナラ………碓井 広義

 宮本 警部:自殺者を助けて殉職………溝口紀佐夫

 藤原 伊織:いおりんの「長いお別れ」………藤原眞知子

 山口小夜子:トップモデルの急逝………近藤女公美

 中島 らも:「トンマな死」を予言………中島美代子

 ジャイアント馬場:病室での闘い………馬場 元子

 三船 敏郎:三船プロ縮小の衝撃が………三船 武志

 坂井 三郎:“大空のサムライ”倒る………菊池 征男

 茨木のり子:「お別れの手紙」を残して………宮崎 治

 金丸  信:“政界のドン”晩年の日々………金丸 信吾

 ナンシー関:唇に口紅をつけてあげて………米田 真里

 芦屋雁之助:「愛してる」が最後の言葉………西部久里子

 小倉 遊亀:百歳すぎて絵描き再開………森 寛子

 三木のり平:すべての治療を拒否………小林のり一

 岸田今日子:病室のプレートは娘の名前………岸田 衿子

 奥崎 謙三:病床で謎の「血栓溶解法」………中川 卯平

 尾崎  豊:「万事塞翁が馬」の貼り紙………尾崎 健一

 古山高麗雄:亡き妻の布団の上で………原樹ちかこ

 羽田健太郎:最後の演奏は『宿命』………羽田 幸子

 白洲 正子:母の理想の死に方………牧山 桂子

 高円宮殿下:韓国での“異変”………久能 靖

 吉村  昭:賢明なる自然死………大河内昭爾

 貴 ノ 花:がん発病を告知せず………貴乃花親方

 宇野 千代:「幸福」の二文字………藤江 淳子

 岡田 眞澄:息子への七年ぶりの電話………岡田 眞善

 三浦 敬三:生涯スキーヤーの大往生………三浦雄一郎

 土光 敏夫:呼吸装置を外す瞬間………土光陽一郎

 仰木  彬:殿堂入りが「生前葬」………中西 太

 水上  勉:謎の言葉を遺した父………水上 蕗子

 安井かずみ:森瑤子さんの葬儀の日に………大宅 映子

 梶山 静六:ノートに遺した覚悟………梶山 春江

 小田  実:「お前ほどの女はいなかった」………玄  順恵

 田村 隆一:末期の冷や酒一合………田村 悦子

 杉浦日向子:早朝五時半の上方落語………鈴木 雅也

 柳家小さん:死の四日前の会話………柳家 花緑

 飯田 深雪:死ぬまで家族と同居せず………飯田 雄一

 升田 幸三:「病体」が一番の難敵………升田 静尾

 丹羽 文雄:「死ぬのはむずかしい」………丹羽多聞アンドリウ

 太地喜和子:「唐人お吉」への執念………加藤 武

 團伊 玖磨:最後までパイプを………團 紀彦

 幸田  文:書かれなかった続編………小島千加子

 井深  大:静かなる退場のとき………井深 亮

 村山  実:父の大きなぶ厚い手………村山真司

 丹波 哲郎:葬式はめでたいものだ………丹波義隆

「千の風」を二人で合唱した………新井 満 日野原重明

【カラーグラビア&大アンケート】

 昭和の美男ベスト50 ―――長谷川一夫、上原謙、石原裕次郎ほか

 麻生太郎/扇 千景/岡田茂/林 真理子/南伸坊/櫻井よしこ他

新・タクシー運転手残酷物語………矢貫 隆

「三丁目の夕日」と芥川賞………川本三郎

インテリジェンス交渉術 ―――私が誘われた国際経済犯罪………佐藤 優

▼BOOK倶楽部

 佐藤 優、加藤陽子、麻木久仁子、穂村 弘

▼新書一点賭け………日垣 隆

▼本屋探訪………佐久間文子

▼今月買った本………斎藤 環

▼ロンドンの古書店を歩く………池谷伊佐夫

▼赤坂太郎

▼丸の内コンフィデンシャル

▼霞が関コンフィデンシャル

▼新聞エンマ帖

▼オヤジとおふくろ

▼ゴルフ

▼目・耳・口

▼マガジンラック

▼広告情報館

▼スターは楽し・芝山幹郎

▼昭和のことば・鴨下信一

▼新・養生訓・東嶋和子

▼悠々山歩き・岩崎元郎

▼考えるパズル

▼三人の卓子

▼詰将棋・詰碁

▼蓋棺録

[読者賞発表]昭和の海軍 エリート集団の栄光と失墜(八月号)

昭和天皇(32)女官制度の改革………福田和也

三国志(81)………宮城谷昌光

おとなの絵本館(10)………あさのあつこ

人声天語(57)………坪内祐三

【グラビア】

 モノクロ

 ▼日本の顔(森光子)

 ▼同級生交歓

 カラー

 ▼日本美のかたち(50)水仙

 ▼昭和の美男

 ▼もう一人の家族(十朱幸代)

 ▼わが街・私の味(62)那覇・浦添(又吉栄喜)

 ▼小さな大物(江田五月)

 ▼文春LOUNGE(魅力あるセカンドライフへの5つの提案/美品名鑑)

短 歌……稲葉京子

俳 句……堀口星眠

 詩 ……北川 透

| | コメント (0) | トラックバック (0)

民事訴訟法がわかる 第二版

民事訴訟法がわかる[第2版]

 ―――初学者からプロまで

2007年4月25日発行

著 者:小林秀之

発行者:林 克行

発行所:株式会社 日本評論社

ISBN:978-4-535-51576-5 C3032

目 次

はしがき

一風変わった入門講座 ―――刑訴法との比較学習法

 はじめに

 一 民訴法と刑訴法の用語の違いと構造比較

 二 民訴法と刑訴法に共通の概念

 三 証拠法の比較

【第1部】論点で民事訴訟法がわかる

[第1講]民事訴訟の目的,非訟との区別

 はじめに

 一 民事訴訟の目的 

   従来の諸学説,従来の目的論への疑問 

 二 立法論や解釈論で衡量すべき価値

 三 訴訟と非訟の区別

   非訟手続の特徴 訴訟と非訟の区別の基準

 四 憲法上の保障と訴訟・非訟

   判例理論の問題点 判例をみる 秘密保護と事件類型

[第2講]裁判外紛争処理,民事審判権の限界

 はじめに

 一 裁判外紛争処理

   裁判外紛争処理の多様性

 二 裁判外紛争処理の位置づけ 

   従来の学説 裁判外紛争の利点

 三 現行法の態度

   憲法82条と秘密保護手続 裁判上の和解の機能の拡大

 四 民事審判権の限界

   民事審判権とは? 「部分社会」論

 五 民事審判権の限界の具体的検討

   判例と学説

[第3講]訴訟の3類型,訴状の記載事項

 はじめに

 一 民事訴訟の3類型

   給付訴訟 確認訴訟 形成訴訟 形式的形成訴訟

 二 境界確定訴訟

   通説と少数説 判例にみる通説と少数説の差異

 三 救済訴訟

   新たな訴訟類型? 救済訴訟としての差止め請求訴訟

 四 訴状の記載事項と現行法の立場

   必要的記載事項と請求の趣旨・原因 現行法の立場

[第4講]訴訟物と争点

 はじめに

 一 訴訟物の意義と訴訟物論争

   訴訟物の重要性 新・旧理論の対立

 二 訴訟物理論による差異 ―――処分権主義と攻撃防御方法

   論争当時の理解 新・旧理論の実質的差異

 三 訴訟物論争と実体法

   訴訟物論争の意義 新・旧理論と請求権競合 新実体法説

 四 訴訟物と紛争の蒸し返し防止

   後訴における判決効の範囲 同一紛争の蒸し返し 判例の立場

 五 現行法の争点中心の訴訟運営

[第5講]一部請求と訴訟費用

 はじめに 

 一 一部請求とその問題点

   一部請求 既判力の抵触 一部請求と訴訟費用

 二 一部請求をめぐる学説の状況

   主な学説 学説の対立点

 三 訴訟費用との関係

 四 過失相殺との関係

 五 訴訟費用・弁護士費用

   立法的問題点 現行法の改正点

[第6講]当事者能力と当事者適格

 はじめに

 一 当事者概念

   当事者概念の複雑さ

 二 当事者能力と当事者適格

   当事者能力=権利能力 当事者適格

   当事者能力と当事者適格の問題の並立 学説と判例

 三 当事者能力と当事者適格の相対化

   形式的基準と実質的基準 論点と判例

 四 選定当事者の拡大

   制度の利用の容易化 現行法における制度のあり方

[第7講]訴えの提起

 はじめに 

 一 訴状の提出

   訴状記載事項と訴訟の促進・充実  

 二 訴状の記載事項

   必要的記載事項 任意的記載事項 請求金額の記載と学説・判例

 三 訴え提起の効果

   時効中断 二重起訴の禁止

 四 裁判管轄

   事物管轄の基準 土地管轄と裁判轄 移送の分類と意義

   専属合意管轄における例外

[第8講]弁論主義

 はじめに 

 一 弁論主義の意義

   民事訴訟の大原則 弁論主義の3つのテーゼ 弁論主義の根拠 

 二 弁論主義の適用範囲

   「主要事実と間接事実の区別」の法理 争点中心の訴訟運営との関係

 三 職権探知主義と職権調査事項

   職権探知主義 職権調査事項

 四 釈明権・釈明義務

   裁判所の釈明権 釈明権の行使 裁判所の釈明義務

[第9講]争点整理手続

 はじめに 

 一 準備手続とその失敗 

   切り札的制度 失敗の理由 口頭弁論の刑骸化

 二 準備的口頭弁論と弁論兼和解

   準備的口頭弁論の限界 弁論兼和解への賛否

 三 現行法下の争点整理手続

   準備的口頭弁論 弁論準備手続 書面による準備手続

 四 必要的口頭弁論の原則や訴訟諸原則との関係

   整合性の問題 攻撃防御方法の「適時提出主義」

   争点整理手続の趣旨と課題

[第10講]攻撃防御方法の提出

 はじめに 

 一 随時提出主義から適時提出主義へ 

 二 適時提出主義の内容

 三 攻撃防御の個別的な制限

[第11講]準備書面と集中証拠調べ

 はじめに 

 一 準備書面の意義と記載事項  

   準備書面の提出 準備書面の記載事項

 二 準備書面と釈明

   準備書面の不備

 三 集中証拠調べ

   旧法下の証拠調べ 現行法の集中証拠調べ 集中証拠調べの運用

 四 準文書と陳述書

   準文書 陳述書の長所と問題点 陳述書が認められるケース

 五 弁護士業務への影響 

[第12講]証拠収集手続の拡充

 はじめに 

 一 証拠収集手続の拡充と文書提出義務の一般義務化

   証拠収集手続拡充への要請 文書提出の一般義務化の問題点  

 二 文書提出命令に関する規定の整備

   文書提出命令の申立て 文書提出命令と制裁

 三 当事者照会

   当事者照会の意義 回答拒絶事由 回答義務

 四 その他

[第13講]公文書の提出と証明責任・自由心証

 はじめに 

 一 公文書の提出義務と現行法改正

   争点となった公文書提出義務 公文書改正法案の概要  

   公文書改正法案の問題点

 二 主張・証明責任

   主張・証明責任と弁論主義 弁論主義の変更

   証明責任の分配をめぐる論争 

 三 自由心証主義

   自由心証主義の意義 事実上の推定と間接反証

 四 損害賠償額の認定

   248条新設の意義

[第14講]判決以外の訴訟終了方式

 はじめに 

 一 判決以外の訴訟終了方式の意義

   訴訟終了方式の実態 判決以外の訴訟終了方式の優位点 

 二 請求の放棄・認諾と自白・権利自白

   共通点と相違点 請求の放棄・認諾の性質

 三 訴えの取下げ

   訴え取下げの効力と再訴禁止

 四 訴訟上の和解

   意義と問題点 意思表示の瑕疵 瑕疵による無効の主張方法

   債務不履行による解除

 五 訴訟上の和解の拡張

   和解条項案の書面による受諾 裁判所による和解条項

[第15講]判決とその性質

 はじめに 

 一 申立事項と判決事項 ―――処分権主義

   処分権主義の意義 審判範囲と一部認容判決  

 二 判決の種類・形式

   終局判決と中間判決 判決書の作成と記載内容

 三 訴訟要件と本案判決

   訴訟要件の具備

 四 自己拘束力と既判力

   判決の基本的な効力 既判力が及ぶ範囲 既判力の根拠

   「既判力=訴訟物」のテーゼ

[第16講]判決の効力

 はじめに 

 一 争点効と紛争の蒸し返し禁止

   「既判力=訴訟物」のテーゼの動揺 争点効理論の登場

   争点効理論への批判 判例における争点効の否定

   判例の「紛争の蒸し返し防止」理論  

 二 既判力の基準時(時的限界)

   既判力による遮断 「期待可能性」と判例の立場

 三 既判力・執行力の主観的範囲

   既判力と給付訴訟・形成訴訟 既判力が及ぶ関係者

   実質説と形式説の対立 実質的当事者 

[第17講]訴えの併合・追加

 はじめに 

 一 請求の合併(訴えの客観的併合)  

   請求の併合の意義と要件 請求の併合の形態

 二 訴えの変更・反訴

   訴えの併合と従前の証拠資料

   訴えの変更と反訴の要件

 三 弁論の併合

   弁論の併合と従前の証拠資料

 四 主観的予備的併合

   当事者が複数の場合の併合 主観的予備的併合の問題点

   旧法下の学説・判例と現行法の規定

 五 主観的追加的併合

   従来の学説・判例と現行法

[第18講]通常共同訴訟と必要的共同訴訟

 はじめに  

 一 共同訴訟の形態

   通常共同訴訟・必要的共同訴訟の意義と要件 

   固有必要的共同訴訟と類似必要的共同訴訟牴

 二 通常共同訴訟と必要的共同訴訟の区別

   判決録の牴触と区別の基準

 三 共同所有関係と共同訴訟

   学説・判例の分裂 

 四 共同訴訟の審理

   審理の仕方の違い 学説と判例

 五 共同訴訟と反射効との問題点

   固有必要的共同訴訟の問題点

   反射効との関係

[第19講]独立当事者参加と補助参加

 はじめに 

 一 独立当事者参加の構造

   独立当事者参加の意義 判例と片面的独立当事者参加

   学説からの批判と現行法  

 二 独立当事者参加の要件と審理

   独立当事者参加の類型と要件 独立当事者参加と債権者代位訴訟

 三 補助参加の要件と構造

   補助参加の意義と要件 通説とその問題点 判例の立場

 四 補助参加人の地位と参加的効力

   補助参加人の従属性 補助参加人に対する判決の効力

 五 訴訟告知

   訴訟告知の意義 訴訟告知の範囲

 六 訴訟承継

   訴訟承継の意義と分類

[第20講]上 訴

 はじめに 

 一 上訴の目的と上告改革

   判決手続における控訴と上告 決定手続における抗告と再抗告  

 二 上訴原則

   上訴の効力と範囲 不利益変更禁止の原則と附帯上訴

   不服の利益の存在 不服の利益をめぐる学説・判例 

 三 上訴原則と合一確定

   上訴原則の修正 独立当事者参加と合一確定

   必要的共同訴訟と判例理論の修正

 四 控訴審の審理

   新資料の提出期間 口頭弁論と判決

 五 上告と最高裁への上告制限

   上告理由 裁量上告制と許可抗告

[第21講]少額訴訟,督促手続

 はじめに

 一 簡裁手続の簡易化

   「請求の原因」から「紛争の要点」へ

 二 少額訴訟手続の新設

   少額訴訟手続の意義と特徴

 三 少額訴訟の評価と利用度

   少額訴訟への期待 少額訴訟の課題

 四 督促手続と書記官への権限委譲

   督促手続の意義と効力

 五 民事訴訟手続のOA化

【第二部】民事訴訟の課題と展望

[第22講]現行民事訴訟法の特徴と審理構造

 はじめに

 一 現行民事訴訟法の特徴(改正の主意点)

   争点整理手続の整備 証拠収集手続の拡充

   少額訴訟手続の創設 最高裁判所への上告制限

   選定当事者の利用の簡易化

 二 改革の実現のために

   人的・物的資源と現行法のPR 新たな民事訴訟像のPR

   国際民事訴訟 秘密保護手続

 三 現行法の審理構造

   旧法下の審理構造の問題点 争点整理手続と集中証拠調べ

   審理構造の変化の影響

 四 現行民訴規則と手続の流れ

   規則の重要性の大幅な増大 現行規則のポイント

[第23講]現代型紛争への対応

 はじめに

 一 選定当事者と日本版クラス・アクション

   選定当事者制度の利用容易化 日本版クラス・アクション

 二 訴訟記録の閲覧と秘密保護

   訴訟記録の閲覧制限 秘密保護の意義と課題

 三 文書提出命令と拒絶事由

   文書提出義務の一般義務化 文書提出義務の例外規定

   義務違反へ制裁の強化   

 四 当事者照会制度

   制度新設の意義 回答拒絶事由

 五 定期金賠償と変更判決

   定期金賠償の長所とリスク 変更を求める訴え新設の意義

   変更を求める訴えの対象と手続

 六 損害賠償額の裁量的認定

   損害額の証明制度 裁判所による損害額の認定

 七 大規模訴訟の特則

 八 少額請求への対応

   少額訴訟手続の概要 今後の課題

[第24講]民事訴訟の国際化

 はじめに

 一 概 観

   国際民訴規定の拡充への要請 残された立法課題

 二 外国判決の承認

   改正点 間接国際裁判管轄(1号)  

   敗訴抗告への敗訴開始文書の現実の送達(2号)

   手続的公序(3号)

 三 訳文添付

   旧法下での問題点 現行法の対応

 四 国際裁判管轄

   最高裁判決の問題点と「特段の事情」説

   立法化の見送りと最近の判例

 五 国際訴訟競合

   判例と学説 グールド事件判決

[第25講]証拠収集を中心とした再改正と今後の民事訴訟法の動き

 はじめに

 一 民訴法再改正

   証拠収集手続中心の再改正 公文書提出命令の整備

   司法制度改革審議会による民訴法再改正の要請

   新しい民訴観の確立の必要

 二 平成16年改正法

   平成16年改正法(新法)の概要 計画審理

   訴訟前の証拠収集手続の拡充

 三 証拠収集をめぐる判例の新しい動き

   「新自己使用文書」と貸出稟議書

   最高裁決定をめぐる学説の動向 木津信用組合事件

   八王子信用組合金庫会員代表訴訟事件

   「技術又は職業の秘密」(220条ハ) インカメラ手続(223条3項)

 四 比較法的考察 ―――米国

   ディスカヴァリの特徴 ディスカヴァリの方法 証言録取書

   質問書 文書提出 必要的初期ディスクロージャー

   訴訟哲学の変容 連邦民訴規則の2000年小規模改正

   インカメラ手続

 五 比較法的考察 ―――ドイツ

   文書提出命令 証拠保全と「独立証拠調べ」

   判例法による補完 証明妨害 情報請求権

   当事者の事案解明義務説

 六 審理構造の変化

   伝統的弁論主義観の見直し 当事者主義構造下の新原理

   中間的方法(インカメラ手続等)の活用 残された課題

【チャレンジ・コーナー】―――過去18年間の司法試験問題に挑戦

 事項索引

 判例索引

◎凡例(判例集略語)

民録………大審院民事判決録

民集………大審院民事判決集(明治憲法法下)

     最高裁判所民事判決集(日本国憲法下)

下民集………下級裁判所民事判決集

判時………判例時報

判タ………判例タイムズ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

プレジデント 2007年10月16日

PRESIDENT

2007年10月15発行 

第四五巻 第二一号

通巻六五〇号

発行人:藤原昭広

編集人:長坂嘉昭

発行所:プレジデント社

雑誌コード:27653-10/15

CONTENTS

【特 集】

「学歴格差」大図鑑

最新版ビジネスマン5万人の結論!

 「就職力・出世力・年収力」大学・学部別ランキング

 「上場会社の社長・役員になりやすい」ランキング

 「女性社長・役員になりやすい」ランキング

 「公務員・ゴールド資格」に強いランキング

 「年収1000万以上」稼げる学歴ベスト60

 「年収偏差値」高給が狙えるお値打ち校は

 有名大学の「就職力」10年の浮き沈み……

有力会社の人事幹部が企業側のホンネを洗いざらい明かす

 人事マン告白

 ▼「得する大学・学部、損する大学・学部」 ●溝上憲文

 ▼評判を落としたH大学、上げたR大学

 ▼入学偏差値が低くても人材の質が高いK大学

 ▼第二新卒、中途採用は出世に不利か

 ▼体育会系出身人気のウラ側……

4371人ビジネスマンアンケートと人事のプロが語った一つの現実

 世間の本音 「一流校、二流校、三流校」の分岐点は? ●田中義厚

ライバル校対決「給料・昇進・学閥」どっちに軍配か

 ▼東大、一橋大、京大、早大、慶大、上智大の浮沈

 ▼地方国立大の明暗

 ▼明大、青学大、立大、中大、法大対決

 ▼関関同立の格差は

 ▼東工大、理科大、電通大……「理工系大学」のお買い得度ランキング

 ▼津田塾大、日本女子大、東京女子大…「全国・女子大学」狙うならここだ!

「イソ弁」初任給は約600万、経営学修士取得で平均436万アップ

 「法科大学院、MBA」人気進路の損得勘定 ●荻野進介

求人倍率2倍! 「日東駒専」から 人気メガバンクへ、内定続々300人超

 検証「超・売り手市場」 亜細亜大の日銀マンも誕生! ●稲泉 連

「都道府県別」東大、京大、一橋、早大、慶大合格者全データを検証

 これが全国・高校の「地頭力」ランキングだ ●安田賢治

大学より中高が同じという縁のほうが100倍仕事の武器になる

 「高校OB力」あなたの同窓の社長、有名人は ●鈴木隆祐

一流大卒でも3分の1は使えない。では、三流大卒が出世できる働き方とは

 高学歴の没落コース、低学歴の昇り竜コース ●溝上憲文

意外としんどい!? 一流大卒女性キャリア10年目の現実

 東大卒ウーマンの「出世、プライド、お金」 ●大宮冬洋

「1000人調査」では、七割が相手の出身校は関係ないと回答しているが……

 「学歴別未婚率」で判明! 結婚できる人、できない人 ●牛窪 恵

【ビジネススクール流知的武装講座(182)】

 プロも見誤った「サブプライム問題」の教訓 ●小川英治 

【ハーバード式仕事の道具箱(132)】

 「抵抗勢力」の言い分は案外正しい ●ポール・ミッチェルマン

【職場の心理学(180)】

 M&Aを成功させる「ミニ新社」のつくり方 ●西口尚弘

【J・ウェルチの「ビジネス問答」(39)】

 組織の「階層」はそれほど忌むべきものか

【経営時論(41)】

 マネジメントは「現場想像力」である ●伊丹敬之

【特別インタビュー】

 五味前金融庁長官 「甘えん坊」金融業界、体質改善道半ば

【ニュースファイル】

 ●「拉致被害者一人一〇〇万ドル」

  日朝極秘交渉、安倍辞任で頓挫

 ●「ソニー子会社」一〇月上場で

  株式市場が抱える心配事

 キーマン・スキャン!(12)

  高木祥吉

【クローズアップニッポン(83)】

 佐藤可士和

 デザインの99%は「見えない仕事」 ●撮影・岡村昌宏/文・川上康介

【歴史に学ぶ仕事道(12)】

 『老子』勝機は「職人の道」にあり ●守屋 淳

【「会計」考現学(12)】

 為替差損 ●柴山政行

【マネーの新流儀(11)】 

 マンション価格の上昇はどこまで続くか? ●中山登志朗

【世のなか法律塾(12)】

 派遣労働 ●岡村繁雄

【元気なカラダ入門(83)】

 舌ガン ●松井宏夫 

人間邂逅 〇男の中の男 ●吉田秀彦/松谷昌樹

松井秀喜の「大リーグ日記」(103)「両膝痛」の原因は東京ドーム!? ●松下茂典

判断意見 〇日本が「万能細胞」研究で先頭を走り続ける条件 ●山中伸弥

人に教えたくない店(374) 渡辺真知子

本の時間

 著者インタビュー 〇『ビジネスロードテスト』 ●ジョン・W・ムリンズ

 新刊書評 〇荻原 浩 著『サニーサイドエッグ』

 世の中の読み方 〇音楽の秋、経営はロックから学べ ●公家尊裕

 経営者の一冊 〇齋藤 孝 著『呼吸入門』 ●ライオン・藤重貞慶社長 

エディターズノート

プレジデント言行録

【特別広告企画】

  情報セキュリティ特集/IT統制で経営者にしかできないこと

 沖縄移住特集/沖縄で暮らすという選択

 企業誘致特集/成長企業はこうして立地先を決めている

  ―――「地域特性」の見極め方

プレジデントINFORMATION&EXPRESS

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月22日 (火)

「賢者のデジタル」2007年

賢者のデジタル

2007年8月23日発行

著 者:山根一眞

発行者:石﨑 孟

発行所:株式会社 マガジンハウス

ISBN 978-4-8378-1742-2 C2055

目 次

まえがき

第1章 デジカメなしの人生なんて

 高画質デジカメは携帯用の複写機なのだ

 ビデオカメラで撮影場所情報も記載する術

 脱ファックス依存の「校正紙」交換法

 「映り込み」防止「斜め撮り補正法」

 デジカメ付録ソフトで超パノラマ写真

 付録ソフトで「パノラマムービー」

 小型デジカメに「魚眼」レンズを装着

 デジカメ写真整理の大原則

 デジカメ写真の「縮小」保存

 デジカメ写真に自動記録の日付情報

 デジカメ撮影カードの記録番号が危ない

第2章 ネット検索は山根式「とは法」で

 パソコン通信「会議室」で近所づきあい

 「転勤妻」の役立ちホームページが登場

 中断していた「転勤妻」がよみがえった

 傷ついた野生動物を見つけたら………

 100秒間の微小重力体験

 特許電子図書館で発明の宝庫を探検

 「TVショッピング」注文前にちょっと待て

 「アマゾン」の評価では出てこない評価

 最強の検索エンジン「Google」の時代

 ピタリ的中! の山根式検索「とは法」

 統計データなら何でも探せます

 リアルタイムに知る世界人口増

 イラク戦死者と戦費増の戦慄

第3章 右脳、左脳、パソコン脳が全開

 CD-ROM30枚に「ナシジオ」1245冊!

 インターネットは文庫本好きの強い味方

 ネット上で進む名作文学の無償公開

 無料公開の文学を閲覧する新ソフト登場

 海外ホームページは無料翻訳サイトでいけ

 あの『東洋文庫』700冊がネットで読める!

 大宅文庫を支えたデータベースの母

 携帯で利用する低料金百科事典サイト

 IT甲子園で発揮した高校生の力

 山根式「デジタル袋ファイル」法

 紙書類をスキャナーで整理

 「探せない名称」の官公庁ファイル

 全角か半角か、それが問題だ

 識別困難文字がこんなに放置

 美しい日本語にさようなら?

 深刻な年金問題とコンピュータ入力

 夏休み自由研究はスキャナー自然観察で

 ICレコーダーはMP3の時代

 「しんかい6500」潜航で知った情報力

 ICレコーダーで地球生命誕生の音を録った!

 深海録音に耐えたICレコーダー

第4章 うちのクルマが宇宙から見えた

 伊能忠敬の地図がデジタル化

 日本発の位置情報の大発明

 地名を入れれば地図や衛星写真

 海水面上昇で東京はここまで水没

 地図データで美しい山脈を描くソフト

 正確に合わせたい記録機器の時計

 超正確な時刻合わせはここで

 明日を今日と表示するTV番組表

第5章 そろそろ「デジタル経団連」の予感 

 1万社の巨大仮想工場が誕生

 美容室でパソコンおしゃべり

 急な歯痛も携帯予約で安心

 知的作業支えるIT速記の妙技

 個人同士の売買「免疫系」が成長

 年賀状でも楽しいQRコード

 飲酒運転撲滅にケータイを活用

 「デジタル」修理どうなっているの?

 宅配修理は納期わずか6日という実力

 宅配修理生んだユーザーの発想

 全世界タダ電話の猛拡大

 仕事にも使えるIP電話Skype

 地球温暖化防止ITの役割は?

 「電気用品安全法」はリサイクルに逆行?

 シュレッダーごみの機密保持

第6章 今日もまたメディア狂想曲

 アマゾンで日本のテレビが人気とは

 きれい! 走査線4000本の超ハイビジョン

 早口アナウンスの自動減速放送 

 3万円で日本のTVを海外で見放題

 ネット音楽は世界を駆けめぐる

 温かき文化「AMラジオ」よ永遠に

 ライブドア「社員」は最高だ

第7章 デジタル暗黒街に気をつけて

 世界デジタル生命体がウィルス感染

 「迷惑メール」は押し込み強盗

 危うくフィッシング詐欺被害に

 日本人を狙う罪意あるソフト

 深刻な西暦2000年問題の対応

 私自身にまさかの2000年問題

 産廃中古パソコンに残る重要文書

 「情報産廃問題」が空前の反響

 CD-R廃棄時のデータ消去法

 危険持ち込む個人パソコン

 「盗作意識」の希薄化が進む 

 デジカメ写真の真実とウソ

第8章 「モバイル」苦心惨愴の十年史

 10年前のパソコン通信

 1分70円で海外申込み義務

 最後の手段は衛星電話メール

 あきらめないのが、わがモバイル道

 コロンビア事故で宇宙時代を実感の皮肉

 お宝発見! 海外用電源タップ

 ノートワープロ名機開発者の死

 自動車モバイルならDC-ACインバーター

 ひざ上クッション型モバイル机はいかが

 ネット高速接続はホテルの生命線

 万博が近いぞ名古屋のホテル

 機内ネットで快適フライト

 2009年春に実現の新幹線内ネット

 海外の衛星携帯はレンタルで

第9章 私のハードディスクは20億円

 7年前のハードディスク事情

 ハードディスク誕生50年

 写真デジタル化の原始時代 

 左穴ふさぎで急場しのぐフロッピー

 CD-Rの記録が消えていた!

 CD-Rに思わぬ化学反応で愕然

 高速タイプ「USBメモリー」の威力

第10章 大震災でのデジタル○と×

 災害時にゲルマラジオはどうだ

 忘れた頃の備えアナログラジオ

 携帯電話に「緊急避難命令」機能を

 中越地震での携帯「災害伝言板」

 紙メディア速報 震災現場で活躍

 災害支援を受ける側の苦労

第11章 「ユニバーサルデザイン」って何?

 GPS腕時計で視角障害者に福音を

 ソニー社員たちが「声の取扱説明書」

 バリアフリーはデジタルの力で

 肢体不自由児もこれでカメラマン

 左手で押せるシャッターはなぜない

 フリーソフトで、左利き用に

 バリアフリーなデジタル社会に

 入口がわからない中高年入門者に

 デジタルおばあちゃんの知恵

第12章 やっぱりマックが大好き

 デザインと軽さでiPodが攻める

 3万円の再生機が注目される意味

 使いやすさで圧倒マック新OS

 こんな「かわいいパソコン」が登場

 アップルの新携帯が世界に衝撃

 パソコンからハイビジョン映像が飛び出した

 マックとXPが両方使えるPC

第13章 今は昔、私はデジタル人身御供

 ネット配信、弱点さらけ出す

 ネットの「設定用語」はひどすぎ

 用語統一求める声がメールで殺到

 ネット情報で国会図書館の結論

 16年前のデジタル手紙が届いた

 なつかしや、その声の主は……… 私

 さらば美しきレーザーディスク

 あっという間の8ミリビデオ「絶滅」

 昔のTV録画が見られぬ時代

 ユーザー無視の新世代ディスク

 アナログ音デジタル化の「裏技」

第14章 あの小さな「願い」は実現した?

 「パソコンで衣装合わせ」ソフトがあれば

 システムトラブルから、常に元に戻せる道を

 キーボードの質 コスト減で悪化

 カーラジオ選局にインテリジェンスを

 ノートPCの内臓ディスクを2台に

 潜在需要大きい携帯プリンター

 選択に困るテレビ放送の種類増加

 始末が悪い「黒ゲンコツ」電源

山根式モバイル鞄の中味を公開!

あとがき

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ビジネス法務」2007年11月

ビジネス法務 11月号

平成19年11月21日発行

Vol.7 No.11

発行所:株式会社 中央経済社

編集兼発行人:山本時男

雑 誌:17689-11

CONTENTS

【地平線】

 資本市場のメカニズムを否定したブルドックソース事件決定………学習院大学経済学部教授 岩田規久男

【TREND EYE】

 知的財産評価指標の「見える」化………オムロン株式会社 北尾善一

【特 集】

 スキーム別解説

 事業会社のための新・信託法

 検証 事業再生への活用………黒木和彰

 事業の信託におけるジョイントベンチャーとしての活用………岡田美香

 新信託法と資金調達~事業信託を利用した事業の証券化………森 博樹

 債権者としての信託取引における留意点………細川昭子

【短期集中連載】

 反社会的勢力排除のための内部統制と危機対応    

 最終回 反社会的勢力に接近された場合の危機対応………後藤啓二 

 独禁法実務の羅針盤 

  第5回 業務提携に対する規制………飯塚佳都子

 内部統制の「評価・報告」対策 

  第5回 契約管理を中心にしたIT外部委託評価………長谷川俊明

 改正史から読み解く 会社法の問題点

  第8回 敵対的買収防衛策の変遷と法規制………野田輝久

 国際取引法務修行3 新人教育編(14)………北島敬之

【NEWS EXPRESS】東京大気汚染訴訟で和解が成立,地域別最低賃金は大幅引き上げへ  他

【特別企画】

意外と知らない! 

グループ会社の労務対応 

 採用・企業間人事異動・懲戒処分………小鍛冶広道

 グループ会社の就業規則………山岸功宗

 高年齢者の再雇用………安西 愈

 子会社労組への対応………三上安雄

 [Brush Up]月刊! M&A動向………藤島裕三

【実務記事】

 株券電子化に向けた企業の準備実務………下山祐樹

 個人情報保護法の具体的請求権を否定する初の司法判断の意義………鶴巻 暁

 手形代替手段を中心とした 電子記録債権の利用可能性………有吉尚哉

 判例分析 ミニマグライト事件 

  ―――立体商標の登録が認められる要件とは――― ………青木博通

【試験関係】

 第22回試験対策

 ビジネス実務法務検定試験(1級・2級・3級)演習問題

【書 評】「詳解 公開買付けの実務」(清原 健 著………中東正文

【今さら聞けない】企業法務の基本 

 ●会社法分野………中森 亘

 ●知的財産法分野………佐竹勝一

【OTHER ISSUE】編集後記・次号のお知らせ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「旧体制と大革命」

旧体制と大革命

一九九八年一月九日発行

著 者:アレクシス・ド・トクヴィル

訳 者:小山 勉(おやま・つとむ)

発行者:柏原成光

発行所:株式会社 筑摩書房 

ISBN:4-480-08396-0 C0131

目 次

凡 例

一 一七八九年以前と以後におけるフランスの社会・政治状態

  第一部

  第二部

二 旧体制と大革命

  序 文

  第一部

   第一章 革命の勃発に関する種々の対立した見解

   第二章 通説では、革命の根本的・究極的目的は宗教的目的は宗教的権力を打破し、

       政治的権力を弱体化することだったとされているが、実際はそうではなかった、

       その理由は何か

   第三章 フランス革命は政治革命でありながら、どのようにして宗教革命と同じ過程を

       たどったのか、その原因は何か

   第四章 ヨーロッパのほとんどすべての国々は、どうしてまさに同一の諸制度をもって

       いたのか、そして、どうしてまさに同一の諸制限をもっていたのか、そして、

       これらの諸制度はどうしていたるところで崩壊してしまったのか

   第五章 フランス革命の本来の成果は何だったのか

  第二部

   第一章 フランスでは、封建的賦課祖がなぜ他のいかなる国よりも民衆に忌み嫌われたのか

   第二章 通説とは反対に、行政的中央集権は旧体制の一制度であって、フランス革命と第一   

       帝政の産物ではない、その理由は何か

   第三章 今日、行政の後見的監督と呼ばれるものは、どうして旧体制の制度と言えるのか

   第四章 行政裁判と役人の身分保障はどうして旧体制の制度と言えるのか

   第五章 中央集権はどうして、このように旧権力のなかに侵入し、それを破壊することなく、

       とって代わることができたのか

   第六章 旧体制下における行政慣行について

   第七章 ヨーロッパのすべての国々のうちで、フランスはどのようにして、首都がすでに

       諸州に対し絶対的優越性を獲得し、王国全域を最も巧みに併合する国となったのか

   第八章 フランスはなぜ、人々相互の類似化が最も顕著に見られる国となったのか

   第九章 きわめてよく類似した人々が一体どうして、かつてないほど相互に疎遠で無関心な

       小集団に分裂したのか

  第一〇章 政治的自由の破壊と階級分裂はどのようにして、旧体制を死滅させる病弊のほとんど

       すべてを将来したのか

  第一一章 旧体制下ではどのような自由が存在し、それは大革命にどのような影響を与えたのか

  第一二章 一八世紀のフランスの農民の地位は、文明の進歩にもかかわらず、どうして時として

       一三世紀よりも劣悪だったのか

  第三部 

   第一章 一八世紀中頃、文人たちはどのようにしてフランスの主たる政治家となったのか、

       また、そこからどのような結果が生じたのか

   第二章 一八世紀のフランス人にあって、無宗教は一体どのようにして一般的・支配的な

       感情となりえたのか、また、それは大革命の性格にどんな影響を与えたのか

   第三章 フランス人はどうして、自由よりも先に改革を望んだのか

   第四章 ルイ一四世紀の治世は、なぜ旧王政のなかで最も繁栄した時代となったのか、また、

       どのようにしてこの繁栄自体が革命を速めたのか

   第五章 政府は民衆の苦しみを和らげようとしながらも、どうして蜂起させることになって

       しまったのか

   第六章 政府はどのようなやり方を用いて、民衆の革命教育を徹底させたのか

   第七章 行政大革命はどうして政治革命に先行したのか、そして、どんな結果をもたらしたのか

   第八章 大革命はどのようにして、旧来の社会体制から自然発生的に生じてきたのか

  補 遺

   三部会地方、とくにラングドック州の場合

 注 解

解 説

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月19日 (土)

「証拠は語る」

証拠は語る

 ―――光る真実・消える虚構―――

平成19年9月1日発行

著 者:土本武司

発行者:星沢哲也

発行所:東京法令出版株式会社

ISBN:978-4-8090-1154-2 C0036

目 次

はしがき

[1]宗教テロ ―――オウム真理教事件―――

 1 オウムの虚構 ―――宗教テロへの法的対抗措置――― (一九九九年九月)

 2 死刑と無期刑の分水嶺 ―――地下鉄サリン事件横山判決と林判決を比べて――― (一九九九年一一月)

 3 実のある撤退 ―――公訴の取消、訴因の撤回――― (二〇〇〇年一一月)

 4 松本教祖の真意奈辺に ―――弁護側、反証に入る――― (二〇〇二年一一月)

 5 松本教祖に死刑判決 ―――オウム事件、一審判決までの総括――― (二〇〇四年四月)

 6 控訴棄却か公判停止か ―――被告人の訴訟能力――― (二〇〇六年四月)

[2]黙秘 ―――和歌山カレー事件―――

 1 状況証拠による事実認定 ―――犯人性立証のための状況証拠とは――― (一九九九年七月)

 2 死刑を求刑 ―――無罪か、然らずんば極刑――― (二〇〇二年七月)

 3 一審判決下さる。死刑 ―――動機立証の意義と方法――― (二〇〇三年一月)

 4 控訴審判下さる。控訴棄却 ―――状況証拠によって真実を見極める洞察力――― (二〇〇五年八月)

[3]量刑 ―――新潟少女監禁事件―――

 1 事件発覚 ―――刑法上の問題点――― (二〇〇〇年五月)

 2 一審判決下さる ―――量刑上の問題点――― (二〇〇二年三月)

 3 控訴審判下さる ―――併合罪加重の意義――― (二〇〇三年二月)

[4]異常性 ―――池田小事件―――

 1 事件発生 ―――触法精神障害者への対応――― (二〇〇一年九月)

 2 第1回公判開かる ―――心神耗弱・完全責任能力――― (二〇〇一年二月)

 3 一審判決(死刑)下さる ―――精神状態の判断方法――― (二〇〇三年一〇月)

 4 死刑の執行時期 ―――早過ぎることはない――― (二〇〇四年一〇月)

[5]証拠 ―――死体なき殺人事件――― 

 1 死体なき大量殺人事件発覚 ―――皆殺し、死体解体、海中投機――― (二〇〇三年六月)

 2 恐るべき全貌 ―――自白・否認――― (二〇〇五年五月)

 3 一審判決(死刑)下さる ―――自白者・否認者ともに死刑――― (二〇〇五年一一月)

[6]テロ ―――世界各国における“戦い”―――

 1 米の同時多発テロ ―――史上最大・最悪の悲劇――― (二〇〇一年一〇月)

 2 テロとの戦い ―――英同時テロ――― (二〇〇五年八月)

 3 ダッカ・ハイジャック事件 ―――超法規論――― (二〇〇四年二月)

[7]責 任 ―――航空機事故―――

 1 航空事故 ―――再発防止か、責任追及か――― (二〇〇二年一月)

 2 航空事故調査報告書の証拠能力 ―――世界の潮流とわが国の方向性――― (二〇〇四年九月)

[8]少年 ―――少年の真の健全育成を図るには―――

 1 少年審判のあるべき姿 ―――否認事件の増加に対応して――― (一九九九年四月)

 2 慈母と厳父 ―――少年法改正の方向性――― (二〇〇〇年六月)

 3 触法少年 ――― 一二歳の暴走――― (二〇〇三年八月)

 4 犯行時一五歳少年への実刑判決 ―――少年犯罪の悪質化――― (二〇〇四年一月)

 5 混迷・少年審判 ―――マット死事件損害賠償訴訟控訴審判決――― (二〇〇五年九月)

 6 少年法の基本理念 ―――光高・爆発物事件家裁決定――― (二〇〇五年九月)

[9]生命と法 ―――安楽死 ―――

 1 安楽死についての新動向 ―――オランダから――― (一九九九年一〇月)

 2 安楽死再編 ―――その背景の日蘭比較――― (二〇〇一年一月)

 3 川崎安楽死事件 ―――積極的安楽死の合法要件とは――― (二〇〇二年六月)

 4 安楽死合法化論 ―――安楽死の今日的意義――― (二〇〇六年五月)

あとがき

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月18日 (金)

判例時報1973号 平成19年9月21日

平成19年9月21日号

発行通巻一九七三号

編集人:下平健一

発行人:判例時報社

雑  誌:26333-9/21

ISSN:0438-5888

判例時報細目次

◆記 事◆

裁判員の参加する刑事裁判に関する規則の制定の経緯及び概要………楡井英夫/吉田智宏

海外刑法だより(268)

 国際刑事訴訟法の論点(7)

  ―――弁護人の役割………森下 忠

◆判決録◆

=行 政=

▽一 地方公共団体において各年度の交際費の概況を集計した表を翌年七月に公衆の閲覧に供していたほか、

   第三者からの情報公開請求により知事等の交際費現金出納簿等を開示したところ、その三か月余り後に

   なされた住民監査請求につき、地方自治法二四二条二項ただし書の正当な理由がないとされた事例

 二 知事ら特別職が政策実現のため有職者との意見交換ないし情報収集を目的として行った接遇に係る交際費

   の支出のうち、(1)当該地方公共団体が提供し知事自身が出演している番組の担当プロデューサーとの、

   当該番組の制作方針に関する意見交換のための会合に要した飲食費用、(2)地位等不詳の航空関係者五

   名との、当該地方公共団体の航空政策の推進策に関する意見交換のための会合に要した飲食費用の各支出

   が、地方自治法二三二条一項に反し違法であるとされた事例

   (東京地判 19・1・30)

=民 事=

○上方からショートスキーで滑り下りてきたスキーヤーが、スノーボードで滑り下りてきてほぼ平らな緩斜面に

 さしかかった者に衝突して負傷した場合、上方から滑り下りてきたスキーヤーに全責任があるとして、スキー

 ヤーの損害賠償請求が認められなかった事例

 (東京高判 18・12・7)

○企業が退職従業員のために運用する私的年金制度において、経済変動から年金支給額を減額したことを違法と

 して、減額分の支給を求める退職従業員の請求を棄却した第一審判決を支持し、控訴が棄却された事例

 ( (1)大阪高判 18・11・28、(2)大阪高判 18・11・28)

▽売買された土地について後日鉛等により土壌汚染されていることが判明した場合、売主に土地の来歴や従前からの

 使用方法について説明すべき信義則上の付随義務とその義務違反による損害賠償責任が認められた事例

 (東京地判 18・9・5)

▽引きこもりにより不登校で高校を退学した者が、母の委託によりその教育を標榜する教育学院の寮に無理やりに

 軟禁され、また、母の同意によりNHKに取材放映されたとして、教育学院およびその主宰者に対して求めた損

 害賠償請求が短期消滅時効にかかるとして棄却された事例

 (名古屋地判 18・12・7)

▽猟銃で隣人を殺傷し直後に自殺した事件につき、加害者に銃所持を許可した公安委員会及び警察官の行為に違法

 かつ過失があるとして、遺族等の県に対する国家賠償請求が認容された事例

 (宇都宮地判 19・5・24)

=知的財産権=

▽後発医薬品の輸入承認申請書に添付した資料につき、秘密保持命令が発布された事例

 (東京地決 18・9・15)

=商 事=

○会社が無認可添加物を含んだ「大肉まん」を販売したため会社が損害を被った場合、取締役に善管注意義務違反が

 あったとして、株主の取締役に対する五三億円四三五〇万円の損害賠償請求が認容された事例 

 (大阪高判 19・1・18)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「封印作品の闇」2007年

封印作品の闇

キャンディ☆キャンディからオバQまで

二〇〇七年九月一五日発行

著 者:安藤健二

発行者:南 暁

発行所:大和書房

ISBN978-4-479-30128-8 C0174

◎目 次

文庫化に寄せて

はじめに

第一章 引き裂かれたリボン ―――キャンディ☆キャンディ

 『冬ソナ』の陰で

 プリクラから始まった混乱

 変化した争点

 『キャンディ』誕生の背景と講談社

 法廷の結論

 増殖するグッズ

 単行本とアニメも巻き添えに

 裏目に出るキャラクタービジネス

 漫画原作システムのはらむ矛盾

 そして二人の母親が残った

第二章 ウルトラとガンダムの間に ―――サンダーマスク

 発狂したヒーロー

 迷作か名作か

 乱れ飛ぶ噂

 フィルムはどこだ?

 未来を知らなかった約束

 創通エージェンシーの封印された過去

 ウルトラマンを超えて

 ガンダムに倒された男

第三章 悲しい熱帯 ―――ジャングル黒べえ

 『ちびくろサンボ』復活の一方で

 抗議は本当にあったのか?

 「忘却」する関係者たち

 黒人が消えた日

 幻影におびえて

 「善意」のハンター

 「なくす会」への電話

 ステレオタイプな楽園

 タブーとなったキャラクター

第四章 怨霊となったオバケ ―――オバケのQ太郎

 思い出だけを残して

 理由の見えない全面封印

 スタジオ・ゼロの時代

 抹消される合作

 コンビ解消の裏に

 出てこられないオバケ

 さよならもいわないなんて

第五章 浮遊霊の行方 ―――文庫版のための新章

 オバQはよみがえったのか?

 悲しい真実

おわりに

近年に復活した作品のリスト

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「法治国家の展開と現代的構想」2007

高田 敏先生古稀記念論集

法治国家の展開と現代的構想

2007年2月20日発行

編 者:村上武則/高橋明男/松本和彦

発行者:岡村 勉

発行所:株式会社 法律文化社

ISBN 978-4-589-02997-3 C3032

目 次

はしがき

第一部 法治国家の構成

プロセス・アプローチ再訪………棟居快行

 一 はじめに

 二 「公共空間」と「私的空間」の機能的定義

 三 「公共空間」と「私的空間」の担い手

 四 「公共空間」と「私的空間」のコミュニケーション・プロセス

 五 「国家と社会の二元論」と「二重の基準論」とのかかわり

 六 おわりに

法治国家における自由と安全………小山 剛

 一 はじめに

 二 憲法学における安全

 三 基本権制限の絶対的限界

 四 比例原則

 五 むすびにかえて

行政行為の瑕疵論………岡田雅夫

 ―――「無効の行政行為」の意味―――

 一 はじめに

 二 「行政行為が無効である」と主張することの意味

 三 判断行為としての行政行為と意思表示としての法律行為

 四 無効の行政行為と無効確認訴訟

 五 おわりに

拡声機規則条例の問題性………原野 翹

 一 はじめに

 二 「条例」の制定過程

 三 「条例」の法構造

 四 「条例」と地方自治

 五 今後の課題

宝塚市パチンコ店規制条例事件と法治主義………村上武則

 一 宝塚市パチンコ店規制条例

 二 宝塚市パチンコ店規制条例と最高裁判決(平成一四年七月九日)

 三 宝塚市パチンコ店規制条例事件最高裁判決と今後の行方

自治基本条例について………南川諦弘

 ―――その最高規範性を中心に―――

 一 自治基本条例の制定

 二 自治基本条例の最高規範性

自治体の芸術文化振興の法的位置づけの序論的整理………青田テル子

 ―――「指定管理者制度」導入を素材として―――

 一 問題の所在

 二 従来の「公の施設」の管理委託制度

 三 「公の施設」の指定管理制度への移行

 四 芸術文化振興と「指定管理者制度」

 五 むすびにかえて

生存権の省察………高田 篤

 ―――高田敏先生の「具体的権利説」をめぐって―――

 一 はじめに 

 二 高田敏教授の生存権論

 三 生存権と民主制・法治主義 ―――福祉国家(Wohlfahrtsstaat)から社会国家(Sozialastaat)へ

 四 権利としての生存権 ―――「福祉国家(Vorsorgestaat)」的視角への批判

 五 おわりに

第二部 法治国家における基本権保護法………平松 毅

ドイツの連邦個人情報保護法

 一 はじめに

 二 改正の理念

 三 適用対象

 四 個人情報処理の諸原則

 五 本人の権利

 六 個人情報の処理及び利用

 七 技術的組織的措置

 八 おわりに

法廷テレビカメラ取材と裁判の公開………鈴木秀美

 ―――ドイツ連邦憲法裁判所二〇〇一年一月二四日判決を中心に―――

 一 はじめに

 二 法廷テレビカメラ取材の制限と放送の自由

 三 二〇〇一年判決の概要

 四 二〇〇一年判決の意義と問題点

「人間の尊厳」論・再考………井上典之

 ―――ドイツの「損害としての子供」事件を素材に―――

 一 序

 二 「望まれない子供」の扶養費請求と「損害としての子供」

 三 連邦憲法裁判所での見解の対立と基本法一条一項

 四 まとめ

ボン基本法一三条の基本権保障とその行政権による制約………森口佳樹

 一 はじめに

 二 立入権等と調査権限の行政法上の根拠

 三 立入権等と調査権限のボン基本法上の根拠

 四 行政法上認められている立入権等と調査権限とのボン基本法適合性

 五 立入権等と調査権限の行使の際の基本法・比例原則による拘束

 六 考察

環境汚染の自由の保障?………松本和彦

 一 はじめに

 二 ドイツにおける通説的基本権ドグマーティク

 三 内在的制約論

 四 持分権としての基本権

 五 日本国憲法の解釈論への示唆

 六 おわりに

新たな基本法二〇a条をめぐる議論について………浅川千尋

 一 はじめに

 二 人間中心主義かエコロジー中心主義かをめぐる議論

 三 まとめ

第三部 法治国家における裁判的権利保護

「国民訴訟」の可能性について………松井茂記

 一 はじめに

 二 国民訴訟の提案

 三 意義と問題点

 四 裁判所は司法権以外の権限を行使できるのか ―――アメリカの状況

 五 納税者訴訟

 六 Qui Tam 訴訟

 七 市民訴訟

 八 アメリカにおける事件性の要件と客観訴訟

 九 客観訴訟と司法権

一〇 事件性の要件を否定する可能性

一一 原告適格要件を緩和ないし否定する可能性

一二 どう考えるべきか

一三 国民訴訟と憲法七六条

一四 国民訴訟と憲法六五条

一五 国民訴訟と権力分立原則

一六 はたして国民訴訟は妥当か

一七 結びに代えて

拒否処分取消訴訟を審理する裁判所の審理を尽くす義務………阿部泰隆

 ―――手続上の理由による取消判決に対する上告、合わせて国家賠償の判断回避の違法性―――

 一 はじめに

 二 本稿執筆の動機

 三 行政法規と行政訴訟の特質

 四 給付拒否処分に対する取消訴訟における取消事由の選択の自由?

 五 むすび

法治主義と行政裁判を受ける権利………片山智彦

 一 問題の所在

 二 「行政裁判を受ける権利」の保障

 三 「行政裁判を受ける権利」と権利侵害要件

 四 取消訴訟の原告適格と憲法

 五 今後の課題

環境基準の処分性………松浦 寛

 一 問題の所在

 二 行政事件訴訟法三条二項に言う「処分」の意味

 三 環境基準の法的性格

 四 環境基準の処分性

確認訴訟に関する一考察………小山正善

 ―――ドイツの議論を参考にして―――

 一 はじめに

 二 行政訴訟の諸類型

 三 法律関係の存否の確認の訴え

 四 行政行為の無効の確認の訴え

 五 むすびにかえて

第四部 法治主義の比較法研究

ドイツ憲法による法治国家と条約………クラウス・フォーゲル/谷口勢津夫訳

Rechtsstaatlichkeit und volkerrechtliche Vertage nach

deutschem Verfassungsrecht………von Klaus Vogel

 一 個別的命令の源泉としての憲法原則

 二 日本、ドイツおよび他の諸国における国際法違反の法律

 三 ドイツ憲法における支配的学説について

 四 法治国家の要請としての条約への拘束

日本およびドイツにおける国際関係を反映する憲法および行政法………ライナー・ピチャース/磯村篤範訳

Das Verfassungs-und Verwaltungsrecht in Deutschland

und Japan im Spiegel der internationalen Beziehungen

von Rainer Pitschas

 一 立憲国家の問題としての国際的関係

 二 「開かれた」立憲国家における行政法

 三 ドイツおよび日本における行政法の発展と現状

 四 ドイツと日本の国家・行政改革期の公法

 五 憲法と行政法の比較

 六 まとめ

手続による権利保護………ロベルト・ホイザー/奥 正嗣訳

 ―――中華人民共和国における行政手続の法典化について―――

Rechtsschutz durch Verfahren: Zur Normierung der

Verwaltungsverfahren in der VR China von Robert Heuser

 一 序 論

 二 動機、機能、原理

 三 法治国家的手続法の輪郭

    ―――行政処罰手続および行政許可手続

 四 結 び

日本における法の近代化と翻訳文化………竹下 賢

 一 はじめに

 二 日本における法の継受の類型

 三 法の近代化の思想的背景

 四 翻訳と文化

 五 むすび

高田 敏先生略歴

高田 敏先生要著作目録

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月17日 (木)

法律時報2007年10月

末弘厳太郎=創 刊

法律時報

2007年10月1日発行

編集者:串崎 浩

発行所:(株)日本評論社

79巻11号 通巻988号

雑  誌:08027-10

ISSN:387-3420

目 次

【法律時評】

 政党政治の現実と議会制民主主義の復活!? 

  ―――参院での与野党逆転を契機に………上脇博之

■特集=生殖補助医療の規制と親子関係法

《座談会》生殖補助医療の規制と親子関係法

      ―――とくに代理懐胎について………石井美智子、佐藤やよひ、柘植あづみ、吉村泰典、高橋朋子(司会)

《論 考》

 生殖補助医療における自己決定と憲法………青柳幸一

 生殖補助医療と子の権利………水野紀子

 生殖補助医療と刑事規制………甲斐克則  

 代理母に関する外国判決の効力 ~民訴一一八条の適用に関して 

  ―――東京高決 平成一八年九月二九日および最決 平成一九年三月二三日をもとに………長田真里

 生殖補助医療の法規制と親子法 

  ―――最高裁判決を素材に親子法は誰のためにあるのかを考える………石井美智子

 アメリカ法における生殖補助医療規制と親子関係法………中村 恵

 韓国法における生殖補助医療規制状況 ―――立法化にむけての動き………洪賢秀

【特別企画】住基ネット憲法訴訟の今日的課題 その1 

《対 談》あらためて憲法一三条裁判を考える ―――住基ネット訴訟に関連して………樋口陽一、中島徹

【論 説】

 《連載(17)》代理の研究 ―――法律行為研究会

 「無権代理人の責任」の構造・射程 長坂純

 《連載(5)》21世紀の社会保障法研究に問われるもの ―――権利論の再構築の観点から

  家族・子どもと社会保障法 ―――家族と国家の関わり方をめぐって………秋元美世

 独占禁止法の執行停止規定導入の経緯、その運用状況および課題(下) ………鈴木恭蔵

【B&Aレビュー】

 井上宜裕『緊急行為論』●刑事法学の動き………米田泰邦

【刑事訴訟法判例研究】

 刑事訴訟法三二八条により許容される証拠………福島 至

【労働判例研究】

 下級職制による脱退勧奨行為の不当労働行為性 ―――JR東海事件………道幸哲也

【最高裁新判例紹介】

 刑事事件 ―――平成一八年一〇月二六日第二小法廷決定(審判併合請求事件)

         平成一八年一一月二〇日第三小法廷決定(詐欺、恐喝未遂、出資の受入れ、

                            預り金及び金利等の取締りに関する法律違反被告事件)

         平成一八年一一月二一日第三小法廷決定(法人税法違反、証拠隠滅教唆被告事件)

         平成一八年一二月一三日第三小法廷決定(詐欺、公正証書原本不実記載、同行使、

                            強制執行妨害、競売入札妨害、電磁的公正証書原本不実記載、同供用被告事件) 

【史料の窓】

 外務省南洋局の対米無通告開戦計画………佐藤元英

●新法令解説

●文献月報・判例評釈

●メモランダム

| | コメント (0) | トラックバック (0)

明治期民事裁判の近代化

明治期民事裁判の近代化

2006年10月20日発行

著 者:林屋礼二

発行者:久道 茂

発行所:東北大学出版会

ISBN:4-86163-032-0 C3032

目 次

はしがき

第一章 明治期の民事裁判制度と裁判手続の概観

 一 はじめに

 二 近代的な民事裁判制度の創設と発展

 三 前時代からの裁判手続の連続と革新

 四 むすび

第二章 訴訟の資料からみた明治前期の民事訴訟

 一 はじめに

 二 江戸時代の手続の承継と手続の近代化

 三 フランス民事訴訟法からの影響

 四 むすび

第三章 明治初年の民事訴訟事件新受件数の考察

 一 はじめに

 二 明治維新後の社会情勢

 三 三百代言と訴訟事件

 四 新裁判所制度創設と新聞

 五 むすび

第四章 明治初期の大審院判決の諸相と上訴制度

 一 はじめに

 二 明治初期の大審院判決

 三 大審院の不破毀判決事件の上訴経緯

 四 大審院の破毀判決事件の上訴経緯

 五 むすび

第五章 明治期の経済変動と民事裁判件数の関係

 一 はじめに

 二 明治二三年以降の新受件数と経済変動

 三 明治一六年の事件数急騰の原因

 四 むすび

第六章 明治前期の民事訴訟における「三百代言」

 一 はじめに

 二 明治前期の代言人制度と三百代言の語源

 三 判決原本にみられる代人訴訟

 四 むすび

第七章 司法省法学校を卒業した裁判官の判決書

 一 はじめに

 二 司法省法学校におけるフランス法の教育

 三 高木豊三判事の判決

 四 末弘厳石判事補の判決

 五 むすび

第八章 明治前期損害要償事件の訴訟経過の一例

 一 はじめに

 二 第一審裁判所の判決

 三 控訴審裁判所の判決

 四 上告審裁判所の判決

 五 破毀後移送を受けた裁判所の判決

 六 むすび

第九章 ある損害要償事件の民訴法施行後の展開

 一 はじめに

 二 第一審原因判決に関係する判決

 三 第一審終局判決に関係する判決

 四 むすび

第十章 明治期の民事訴訟と佛・独の民事訴訟法 ―――「まとめ」にかえて―――

 一 はじめに

 二 フランス法による訴訟の近代化と司法省法学校

 三 明治一三年名古屋裁判所岐阜支庁係属二事件の訴訟資料

 四 フランス民事訴訟法とドイツ民事訴訟法からの影響

 五 むすび

[判決索引]

[人名索引]

[事項索引]

| | コメント (0) | トラックバック (0)

要件事実の現在を考える

要件事実の現在を考える

006年5月30日発行

企画委員代表:伊藤滋夫

発行者:松澤三男

発行所:株式会社 商事法務

ISBN:4-7857-1328-3 C3032

目 次

[要件事実論と民法学]伊藤滋夫

  ―――新たな民法学の動向も視野に入れて―――

 一 はじめに

 二 「裁判規範としての民法」という考え方の概要とこれに対する若干の最近の批判

 三 「裁判規範としての民法」という考え方に代わる考え方の可能性

 四 最近の民法学における要件事実論に関する新たな動向

 五 民法の規範構造についての検討

 六 おわりに

[実況・要件事実論入門講義]山野目章夫

 序/本稿の趣旨

 一/前提の確認

 二/講義の再現

 結/課 題

[役務提供型契約における要件事実]笠井 修

 一 はじめに ―――要件事実論における類型的思考の必要性

 二 役務提供型契約の一般的特質と要件事実

 三 専門的サービスの提供を目的とする契約と要件事実

 四 福祉契約と要件事実

 五 むすび

[環境訴訟における要件事実]大塚 直/手塚一郎

 一 序

 二 損害賠償請求

 三 差止請求

 四 おわりに

[家事事件の要件事実における普遍性と特殊性]梶村太市

  ―――行為規範・裁判規範の分離をめぐって―――

 一 問題の所在

 二 人事訴訟の要件事実における行為規範と裁判規範の分離

 三 甲類審判の要件事実的事実における行為規範と裁判規範

 四 乙類審判事件の要件事実における行為規範と裁判規範

 五 結びに代えて

[倒産手続における相殺禁止と要件事実]上野 保

 一 倒産手続における相殺

 二 倒産手続における相殺禁止と要件事実

[労働審判と要件事実]定塚 誠

  ―――労働審判制度による民事訴訟への示唆―――

 一 労働審判制度の特色と主張立証責任・要件事実論に与える影響

 二 主張立証責任や要件事実論の変容

 三 労働審判制度による民事訴訟への示唆

[保険法と要件事実]石田 満/出口正義/甘利公人

 一 損害保険と要件事実

 二 生命保険と要件事実

[著作権法における要件事実から見た論点]前田哲男

 一 はじめに

 二 著作物性について

 三 著作権者であることについて

 四 存続期間の満了について

 五 侵害の事実

 六 権利制限規定

 七 譲渡権に関して

 八 おわりに

[租税訴訟における要件事実論]増田英敏

 一 はじめに

 二 租税法律主義と要件事実論の有用性

 三 租税法の特殊性と要件事実論

 四 租税訴訟における要件事実

 五 課税要件事実の主張・立証責任

 六 むすび

[「裁判外紛争解決手続利用促進法」(ADR法)の整備と要件事実]千野直邦

 一 はじめに

 二 ADR法の整備

 三 ADR法と要件事実

 四 むすびに

| | コメント (0) | トラックバック (0)

労働者派遣法の実務解説

派遣受入企業のための

労働者派遣法の実務解説

平成18年12月20日発行

著 者:中川恒彦

発行者:松原東樹

発行所:財団法人 労働法令協会

ISBN:4-89764-759-2 C2032

目 次

はしがき

[第1章]労働者派遣とは

 1 労働者派遣の定義

 2 請負との関係

 3 出向との関係

 4 労働者供給との関係

 5 派遣店員との関係

[第2章]労働者派遣事業

 1 労働者派遣事業の対象となる業務の範囲

 (1)港湾運送業務

 (2)建設業務

 (3)警備業務

 (4)病院等における医療関係の業務

 (5)人事労務関係のうち一定の業務

 (6)弁護士等の業務

 (7)建築士事務所の管理建築士の業務

 2 労働者派遣事業の種類

 (1)一般労働者派遣事業(労働者派遣法第条第4号)

 (2)特定労働者派遣事業(労働者派遣法第2第5号)

 3 一般労働者派遣事業の許可

 4 特定労働者派遣事業の届出

 5 紹介予定派遣

 (1)紹介予定派遣の要件

 (2)紹介予定派遣の場合の禁止の解除

 6 派遣事業に係るその他の規制

[第3章]労働者派遣契約

 1 労働者派遣契約の内容

 2 派遣期間の制限

 3 派遣期間の制限のない業務

 (1)派遣期間の制限のない26業務

 (2)複合業務

 4 海外派遣の場合

 5 派遣元事業主であることの明示

 6 労働者派遣受入期間の制限に抵触する日等の通知

 7 派遣労働者を特定することを目的とする行為

 8 契約の解除の制限

 9 派遣元事業主が行う契約の解除

10 労働者派遣契約の例

 ・労働者派遣契約の例

[第4章]派遣元事業主の講ずべき措置

 1 派遣労働者等の福祉の増進

 2 適正な派遣就業の確保

 3 派遣労働者であることの明示等

 4 派遣労働者にかかる雇用制限の禁止

 5 就業条件の明示

 6 派遣先への通知

  ・労働者派遣通知書の例

 7 労働者派遣の期間の制限の適切な運用

 8 派遣停止の通知

 9 派遣元責任者の選任

10 派遣元管理台帳

11 派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針

[第5章]派遣先の講ずべき措置

 1 労働者派遣契約に関する措置

 2 適正な派遣就業の確保

 (1)適切な苦情の処理

 (2)適切な就業環境の確保

 (3)雇用調整により解雇した労働者が就いていたポストへの労働者派遣の受け入れ

 (4)安全衛生に係る措置

 3 派遣受入期間の制限の適切な運用

 (1)派遣受入期間の制限

 (2)派遣受入期間の制限を受ける業務の範囲

  イ 原 則

  ロ 特定製造業務の派遣受入期間

  ハ 26の業務に従事する派遣労働者の例外

 (3)派遣就業の場所ごとの同一の業務の意味

  イ 派遣就業の場所ごとの業務

  ロ 同一の業務

 (4)派遣受入期間の制限に抵触する日の通知

 (5)クーリング期間

 4 派遣労働者への雇用契約の申込み義務

 (1)派遣受入期間の制限を受ける業務に係る雇用契約の申込み義務

 (2)派遣受入期間の制限を受けない業務に係る雇用契約の申込み業務

 (3)雇用契約の申込義務に違反する派遣先への勧告等

 5 派遣先責任者の選任

 (1)派遣先責任者の職務

 (2)派遣先責任者の要件、人数

 (3)製造業務専門派遣先責任者

 6 派遣先管理台帳

 (1)派遣先管理台帳の作成、記載、保存

  ・派遣先管理台帳の例

 (2)派遣元事業主への通知

 7 派遣労働者を特定することを目的とする行為の禁止

 8 派遣契約の解除時における雇用安定のための措置

 9 関係法令の関係者への周知

10 派遣先が講ずべき措置に関する指針

[第6章]労働者派遣に係る労働基準法等の適用関係

 1 労働基準法の適用に関する特例 

 2 労働安全衛生法の適用に関する特例

 3 男女雇用機会均等法の適用に関する特例

【関係法令】

[法 律]

 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律(抄)

[政 令]

 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律施行令(抄)

[省 令]

 労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律施行規則(抄)

[告 示]

 派遣元事業主が講ずべき措置に関する指針

 派遣先が講ずべき措置に関する指針

 労働者派遣事業と請負により行われる事業との区分に関する基準

[通 達]

 偽装請負の解消に向けた当面の取組について

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年1月16日 (水)

政治家の人間力 江田三郎への手紙

政治家の人間力

 ―――江田三郎への手紙

2007年10月12日発行

責任編集:北岡和義

発行者: 石井昭男

発行所: 株式会社 明石書店

ISBN 978-4-7503-2636-8 C0031

目 次

第一部 江田三郎の人間力

 政治家・江田三郎の人間力………北岡和義

 “政権とれず 恥ずかしや”………塩田 潮

 「政治にはビジョンが不可欠」とクライスキ………榎 彰

 「商売としての政治」否定のパトス………田中良太

第二部 江田三郎への手紙

 江田さんの世代、社会主義とは社会主義と同義語ではなかったですか………菅 直人

 平和憲法と江田ビジョン ―――憲法研究者の一人として………土井たか子

 輝いていた江田ビジョンと政権意欲………榊原英資

 若い人は問題意識をもってほしと願う………山岸 章

 政権獲得に挑んだ導きの星 ―――江田三郎さんに捧げる………船橋成幸

 石もて追った党は今なく………加藤宣幸

 過去を語らず未来をめざす ―――江田三郎との五七年間………仲井 富

 江田さん、悲願の政権交代間近です………山田 高

第三部 戦後政治における江田三郎

 歴史的転換への模索の時代を生きて………正村公宏

 グローバリズムを超える世界像を………北沢方邦

 江田三郎の国際感覚………初岡昌一郎

 構造改革論争と≪党近代化≫………松下圭一

 社会民主主義の再生へ向けて………山口二郎

 真の職業政治家としての江田三郎 ―――解説にかえて………空井 護

『政治家の人間力 ―――江田三郎への手紙』刊行にあたって

 政治家の人間力 ―――父・江田三郎の場合………江田五月

 長島愛生園で語り継がれていること………石井昭男

編集を終えて………北岡和義

江田三郎没後三〇年・年表

| | コメント (0) | トラックバック (0)

海難と審判157

海難と審判 157

もくじ

【巻頭言】

 「災害防止と海難防止について」………船員災害防止協会 専務理事 安本博道

【審判資料】

 [特 集]「引船列の衝突海難」………海難審判庁

 漁船海難の裁判例(その9)………(財)海難審判協会

【資 料】

 MAIAインフォメーション………(財)海難審判協会

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月15日 (火)

判例タイムズ1253 2008年1月1日

判例タイムズ1253

2008年1月1日発行

第59巻 第1号 通巻1253号

発行人:浦野哲哉

編集人:遠藤智良

発行所:株式会社 判例タイムズ社

雑  誌:27501-1/1

ISSN:0438-5896

【記事紹介】

■座談会〔訴訟理論研究会〕

 伊藤民事手続法学と判例・実務/伊藤 眞・松下淳一・山本和彦・垣内秀介・加藤新太郎

■労働審判制度の1年半 ―――その評価と他の「民事紛争解決制度」に及ぼす影響

 労働審判制度の1年半 ―――構想時の基本的論点に照らして/菅野和夫

 労働審判制度にみる「民事紛争解決制度」の将来/定塚 誠

■大阪民事実務研究

 労働基準法41条2号の管理監督者の範囲について/細川二朗

■関西家事事件研究会報告[27]

 成年後見制度の活用に向けて/孕石孟則

◆私人の名誉は公人の名誉より軽いか(4)

 名誉・プライバシー侵害訴訟再考の視点/京野哲也

[判例紹介]

【速  報】

 [商  法]

 [1]楽天対TBS会計帳簿等内覧等請求事件

    会社法433条2項3号所定の「請求者が当該株式会社の業務と実質的に競争関係にある事業」の

    意義について判示した事例

    (東京地裁 平19..20判決)

 [2]日本精密新株発行差止仮処分事件

    新株発行が著しく不公正な方法によるものであるとして,その発行の差止めを求める仮処分の申立てが

    認容された事例

    (さいたま地裁 平19.6.22決定)

【最高裁判例】

 [民  法]

 [1]信用保証協会を債権者とし被担保債権の範囲を保証委託取引により生ずる債権として設定された

    根抵当権の被担保債権に、信用保証協会の根抵当債務者に対する保証債権は含まれるか

    (最高裁第一小法廷 平19..5判決) 

 [刑事訴訟法]

 [2]1 有罪認定に必要とされる立証の程度としての「合理的な疑いを差し挟む余地がない」の意義

    2 有罪認定に必要とされる立証の程度としての「合理的な疑いを差し挟む余地がない」の意義は,

      直接証拠によって事実認定をすべき場合と情況証拠によって事実認定をすべき場合とで異なるか

      (最高裁第一小法廷 平19.10.16決定)

【行政裁判例】

 [行政法一般]

 [1]1 処分期間経過後の処分の取消しを求める訴えの利益が肯定された事例

    2 行政手続法12条の処分基準が公にされている場合の理由提示の程度として,処分基準の提示まで

      必要とした事例

      (大阪地裁 平19.2.13判決)

 [行政争訟法]

 [2]都市計画法81条1項に基づく違反是正命令の発令を求めた非申請型義務付け訴訟が,「一定の処分が

    されないことにより重大な損害を生ずるおそれ」が認められないとして却下された事例

    (大阪地裁 平19..15判決)

 [国家補償法]

 [3]1 町(その後市となる)発注の公共工事の入札において,特定の業者を入札業者の指名からはずした

      町長の行為に裁量権の逸脱,濫用の違法があるとして,業者からの請求を棄却した一審判決が取り

      消され,損害賠償の請求の一部が認容された事例

    2 町発注の公共工事の入札において指名業者からはずされたことによる当該業者の損害額の算定

      (福岡高裁 平18..14判決)

 [地方自治法]

 [4]1 公金の支出が給与条例主義に反して違法であることによって生ずる損害賠償請求権又は不当利得

      返還請求権の不行使をもって怠る事実とする住民監査請求が,いわゆる不真正怠る事実として,

      監査請求期間の制限(地方自治法242条2項本文)に服するとされた事例

    2 住民監査請求は,監査を求める当該行為又は怠る事実を他から区別できる程度まで特定できれば,

      その具体的な行為者等が判明していなくとも,監査請求をすることができるから,その時点から

      相当な期間内に監査請求をした場合に限って,監査請求期間経過について正当理由(地方自治法

      242条2項ただし書)があるとされた事例

    3 公金の支出から1年以上が経過し,かつ,当該公金の支出が全国紙で報道されてから約3か月が

      経過した後にされた住民監査請求が,監査請求期間の経過につき正当な理由(地方自治法242

      条2項ただし書)がないとされた事例

    4 訴えの変更により追加された訴え(住民訴訟)が,当初の訴え提起の時に提起されたものと同視し,

      提訴期間(地方自治法242条の2第2項2号)の遵守に欠けるところがないと解すべき特段の事

      情がないため,不適法であるとされた事例

      (大阪地裁 平19..12判決)

 [5]昆虫の森負担区分事件

    村が県に対してした施設用地取得費の寄附が地方財政法28条の2に違反しないとされた事例

    (東京高裁 平17..9判決)

【労働裁判例】

 [個別的労働関係]

 [1]劇場施設を管理運営する財団法人との間で期間を1年とする出演基本契約を締結・更新していたオペラ

    歌手が労働者に当たらないとされた事例

    (東京高裁 平19..16判決)

【民・商事裁判例】

 [民  法]

 [1]1 土地の売買代金債権が差し押さえられた場合において,第三債務者(買主)が差押え前に債務者

      (売主)に対して売買の目的土地に付着した仮差押登記の抹消登記請求権を有しており,上記差

      押え後にこの抹消登記請求権が転化した損害賠償請求権を取得したとしても,同土地に仮差押登

      記が経由されたのは,上記差押え後であり,差押え当時には,第三債務者は債務者に対して本件

      土地の完全な所有権の取得・行使を妨げる負担についての抽象的な抹消登記請求権を有していた

      にすぎない場合は,第三債務者は,上記損害賠償債権と上記代金債権の相殺をもって差押債権者

      に対抗することはできない

    2 土地の売買契約において,売主は引渡期限までに同土地に質権等が設定されているときはこれを

      消滅させてその登記を抹消させる,買主は同土地の引渡しを受けて所有権移転登記を経由したと

      きは残代金を支払う旨の約定がある場合でも,その代金債権は,売主が上記義務を完全に履行し

      た場合に請求し得べき条件付き債権ということはできず,第三債務者たる買主が土地の引渡し及

      び所有権移転登記を受けているときは,第三債務者は,売主の上記義務の不履行を理由に差押債

      権者に対して代金の支払を拒むことはできない

      (名古屋高裁金沢支部 平19..4判決)

 [2]心房中隔欠損症等の手術に携わった人工心肺医が患者が死亡したことについて業務上過失致死罪で逮捕

    されたことを報道するテレビ番組が医師の肖像権を侵害せず,報道内容が真実であると信じたことに相

    当の理由があったとされた事例

    (東京高裁 平19..22判決)

 [3]マラリアの危険性を告知する義務及びツアー後の注意喚起義務を怠ったとして,旅行会社に対してツアー

    参加者の遺族らが求めた損害賠償請求が棄却された事例

    (東京地裁 平18.11.29判決)

 [4]1 周辺住民らによる人格権に基づく管理型最終処分場の建設差止請求について,受忍限度を超える

      健康被害の発生の蓋然性が認められるとして請求を認容した事例

    2 周辺住民らの実力行使により,上記処分場の建設工事を妨害されたとして,上記処分場の設置会社が

      上記住民らに対して行った共同不法行為に基づく損害賠償請求について,上記住民らの行為は,社会

      通念上,違法とまではいえないとして請求を棄却した事例

      (鹿児島地裁 平18..3判決)

 [5]黄斑部網膜上膜形成症に対する黄斑上膜手術等の後に患者の視力が低下したことにつき,担当医師の

    術中の過失に基づくものと認めた上,患者の社会的地位を考慮して術後の治療の際の個室費用を損害

    と認め,鍼灸治療等のための費用も2年間の限度で損害と認めたものの,術後の収入の低下がないと

    して逸失利益の算定を大幅に減額した事例

    (東京地裁 平18..28判決)

 [6]別居9年以上(同居約14年)の夫婦間の長男は,四肢麻痺の重い障害を有するため,日常生活全般に

    わたり介護を必要とする状況にあり,成人に達していても未成熟の子とみるべく,その子の世話をする

    相手方配偶者は,その年齢(54歳)からしても就業して収入を得ることが困難な状態にあり,また,

    住居明け渡しの問題もあり,離婚により直ちに経済的困窮に陥ることが十分予想されるとして,離婚請

    求が棄却された事例

    (東京高裁 平19.2.27判決)

 [知的財産]

 [7]1 特許法104条の3第1項の「当該特許が無効審判により無効とされるべきもの」の解釈について,

      特許について訂正審判請求あるいは訂正請求がなされている場合には,将来その訂正が認められ,

      訂正の効力が確定したときにおいても当該特許が無効審判により無効とされるべきものと認められ

      るかどうかにより判断すべきであると判示し,1訂正請求が訂正要件を満たすか,1当該訂正によ

      り無効理由が解消されるか,2被告製品は訂正後の請求項の技術的範囲に属するかについて検討し,

      いずれも肯定されることを理由に特許法104条の3第1項の抗弁の主張を否定した事例

    2 特許法101条1号の「生産」は日本国内における生産を意味するものであると判示して未完成品を

      海外に輸出して海外で完成品を組み立てる場合の,国内における未完成品の製造及びその輸出行為に

      ついて間接侵害が成立しないとした事例

      (東京地裁 平19..27判決)

 [8]人形作品の写真集の制作・出版に関して出版社から金銭を受け取った者に対する人形作品の制作者による

    不法行為に基づく損害賠償請求が認められなかった事例

    (知財高裁 平19..25判決)

 [倒産処理法]

 [9]破産財団から放棄された不動産に係る別除権放棄の意思表示を破産会社の破産手続開始当時の取締役

    (旧取締役)に対してした場合に当該意思表示を有効と認め得る特段の事情がないとされた事例

    (名古屋高裁 平16.11.30決定)

【刑事裁判例】

 [刑  法]

 [1]1 死体なき強盗殺人事件等について,間接事実の積み重ねにより有罪とされた事例

    2 預金の引き出しのためキャッシュカードを現金自動支払機に挿入し残高を照会した段階で窃盗に

      対する実行の着手を認め,暗証番号不一致により照会も預金引出行為もできなかった事例につい

      て窃盗未遂罪を認めた事例

    3 被告人が犯人であるかどうかを判断するために,被告人の姿を公道等でビデオ撮影したその映像

      証拠が違法収集証拠でなく証拠能力があると判断された事例

      (京都地裁 平18.5.12判決)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

対策

 多重債務・貧困対策NEWSNo.1  2008.1.14   
発行 全国クレジット・サラ金問題対策協議会
(代表幹事 弁護士 木村達也)
 今年もクレ・サラ対協からニュースをお届けします。多重債務とその根底にある貧困の問題及び対策についてお伝えしたいと考えています。
☆クレ・サラ対協 2008年新年総会 152人が参加
  全国クレジット・サラ金問題対策協議会は、12日、大阪市内で新年総会を開き、全国の弁護士、司法書士、クレ・サラ被害者など152人が参加した。
 新年総会では、昨年の成果である、「多重債務による自死をなくす会」の結成(3月)、「生活保護問題対策全国会議」の結成(6月)、「第27回被害者交流集会」への1500人動員(9月、滋賀)「全国クレ・サラ対協30周年記念誌」の発刊、台湾の多重債務救済運動との連携などを確認するとともに、今年度の課題として、多重債務者の掘り起こし救済、ヤミ金融の根絶、「公的融資制度研究会」(仮称)の結成、「相談員の地位と権限強化を促進する全国連絡会」(仮称)の結成、「依存症対策全国会議」(仮称)の結成、被害者の会の全国ネット完成、生活保護問題対策全国キャラバンなどを掲げた。また、11月8、9日に秋田市で開く予定の「第28回被害者交流集会」について意見を交換した。
☆消費生活相談員の権限強化・待遇改善を 対協が要望書
 全国クレジット・サラ金問題対策協議会は、12日、「消費生活相談員の権限強化及び待遇改善を求める要望書」を採択した。全国の自治体において消費者問題・被害の相談、仲介斡旋に取り組む消費生活相談員が、不安定な雇用状況と法的権限の弱さに悩まされていることから、多重債務問題改善促進のためにも、消費生活相談員のそうした現状を改めるべきであると地方自治体と金融庁など政府に対して要望している。
 要望書は、具体的には、消費生活相談員からの通知により金融業者からの取立を停止する効力を認める法改正、特定調停への消費生活相談員等の付添資格を認める法改正、消費生活相談員の正規職員への雇用、労働条件・給与の改善、研修予算の確保、消費生活相談員の大幅増員などを強く要望している。
☆「特例金利再検討」の北国新聞社説に対し猛烈抗議    
 12日大阪市で開かれた全国クレジット・サラ金問題対策協議会総会において、参加者一同は、北国新聞が平成19年12月31日付け社説として掲載した「貸金業法の改正 景気減速に掉さす恐れ」に対し、強く抗議する決議を採択した(別紙のとおり)。
 同社説は、倒産や自殺者続出などの惨劇を生む高金利貸付の現実を知らないあまりに非常識な内容で、挙句には、貸金業界が高金利温存の抜け道として提唱していた「特例金利」について「必要ならば、一度は立ち消えになった特例金利の設定を再検討してはどうか」などと、無責任極まりない内容となっている。
☆生活保護基準に民意反映を求める1・24院内集会  日弁連
 24日午後5時から衆議院第一議員会館第一会議室で。日本弁護士連合会主催。
 生活保護基準の安易かつ拙速な引き下げに反対し、ひろく学者、生活保護利用者、市民、国会議員が議論し意見交換する集会。
 多重債務・貧困対策のニュースをマスコミ、国会議員の方々にお知らせしています。お問い合わせ、ご取材の申込などは下記までお願いいたします。
〒271-0091 千葉県松戸市本町5-9 浅野ビル3階 市民の法律事務所
               電話047(362)5578 FAX047(362)7038  メールshimin.lo@nifty.com
      全国クレジット・サラ金問題対策協議会 マスコミ広報部会 事務局長 弁護士 及川智志

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月14日 (月)

NBL 2007 12 15

企業法務と理論をつなぐ

NBL 

New Business Law

平成19年12月15日発行

通巻第871号

ISSN:0287-9670

CONTENTS

HOT/COOL Pleyer 

 キヤノンインクカートリッジ最高裁判決(最一判 平成19・11・8)が社会に与える影響

 ………弁護士・立命館大学法科大学院教授 小松陽一郎

《刑事法探究》

 最近の刑法判例を追う

  ―――最一決 平成19・7・2

     最三決 平成19・7・17

     最二決 平成19・7・10

  ………東京大学大学院法学政治学研究科教授 山口 厚

いまなぜ「債権法改正」か?(上)………前東京大学教授 内田 貴

NBL-Square

 【NBL-Times】契約準備段階での信義則上の注意義務違反と損害賠償の範囲

             ―――東京高判 平成19・9・26 差戻し控訴審判決

             ………立教大学大学院法務研究科教授 野澤正充

 【NBL情報】

プライバシーの値段(2)………中央大学法科大学院教授・弁護士 升田 純

【連 載】

 [2]国際契約におけるボイラープレート条項をめぐる若干の留意点

     ―――準拠法条項・裁判管轄条項・仲裁条項

     ………早稲田大学法科大学院教授・弁護士 道垣内正人

ある社内弁護士の取組みに学ぶ

 [14]法務部長によるお膳立て………アフラック統括法律顧問代行・上席部長・法務部長/弁護士 芦原一郎

判例に学ぶ[427] ―――大阪高判 平成19・1・23………弁護士 野口恵三

 市立公園内に数年間テントを張って継続的に日常生活を送っている者は、そのテントの所在地に住所を有するものとして

 住民登録を受けることができるか

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »