李登輝「最高指導者の条件」2008年
最高指導者の条件
2008年3月3日
著 者:李 登輝
発行者:江口克彦
発行所:PHP研究所
ISBN:978-4-569-69801-4 C0030
目 次
序 指導者には何が求められるか
一 指導者がもつべき哲学
1 孤独を支える信仰
指導者の第一条件
人間よりももう少し高い次元にいる存在
2 善政のための死生観
有意義な「生」を生きるために
神道と禅の死生観
3 運と運命
神様が助けてくれた命
平常心と責任感
歴史の舞台への登場
4 公義の精神
「ミカ書」に記された公儀
台湾に円満な政権移譲をもたらしたもの
5 公明正大
原則を堅持するよう努力しなければならない
親家(チンチア)が遺した道徳的教訓
6 権力とカリスマ
「私は権力ではない」
カリスマの幻想は瞬く間に消え去る
7 伝統がもたらす信念
伝統なくして真の進歩はありえない
古典を読むことで生まれる哲学
二 組織を引っ張る力
8 強いリーダーシップ
劉銘伝と後藤新平
後藤新平の台湾開発政策
最も重要なことは人的リーダーシップ
9 勇気と心の平静
「勇気」と「犬死に」の違い
危急存亡時に求められる「心の平静さ」
10 危機に対する現場主義
被災地に必ず連れていった二人の部下
官僚制度に乗っかっているだけでは何もできない
11 決断力
外部の力を活用する
強い決意と固い意志
12 人事の要諦
奥さんを見れば主人がわかる
恨まれやすい役どころも引き受ける
人間性を重んじた人事組織
部下の尊厳を重んじる
側に優秀な人材をおく
13 アイデンティティの確立
台湾を襲う民主化の停滞状態
国家アイデンティティの再構築を
14 愛国心の涵養
「忠義」なくして「名誉」はありえない
「個人主義」と「自分勝手主義」の違い
15 エリートの育成
道徳なき人間の危うさ
人づくりには時間がかかる
三 上に立つ者の行動原理
16 誠実に説く
皆に理解してもらえない言葉は使わない
指導者に不可欠な「お願い」の姿勢
17 認耐力
政治にこそ求められる「ターンパイプの理論」
民主主義は「回り道」を認める制度
18 惻隠の情
「仁政」に不可欠な「惻穏の情」
日本人の「仁」の心を育んだ詩歌
19 大局観をもつ
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