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2008年4月30日 (水)

「中国動漫新人類」2008年

1980年以降の日本製マンガ・アニメの普及が中国人の意識をどうかえたのか?マスコミ報道からうかがえない中国人の実感にせまる。



中国動漫新人類

 日本のアニメと漫画が中国を動かす

発行日:二〇〇八年二月一二日

著 者:遠藤 誉

発行者:黒沢正俊

発行所:日経BP社

ISBN:978-4-8222-4627-3 C0095

目 次

まえがき

第1章 中国動漫新人類―――

    日本のアニメ・漫画が中国の若者を変えた!

 1 中国清華大学の「日本アニメ研」が愛される理由

 2 『セーラームーン』で変身願望を実現した中国の少女たち

 3 『スラムダンク』が中国にもたらしたバスケブーム

 4 なぜ日本の動漫が中国の若者を惹きつけるのか

 5 意図せざる“知日派”の誕生 ―――中学3年生から見えてくる日本動漫の影響度

 6 『クレヨンしんちゃん』にハマる中国の母娘

 7 日本にハマってしまった「哈日族(ハールー)」たち

第2章 海賊版がもたらした中国の日本動漫ブームと動漫文化

 1 初めて購入してみた海賊版

 2 「たかが動漫」と、野放しにした中国政府

 3 動漫の消費者は海賊版が育てた

 4 仮説:「タダ同然」のソフトが文化普及のカギ

 5 中国における動漫キャラクターグッズの巨大マーケット

 6 日本動漫の中国海賊版マーケット

 7 進化する海賊版製作方法 ―――DIY方式と偽正規版

 8 中国政府の知財対策と提訴数

 9 日本アニメの字幕をつくる中国エリート大学生たち

第3章 中国政府が動漫事業に乗り出すとき

 1 中国のコスプレ大会は国家事業である

 2 中国の大学・専門学校の75%がアニメ学科を

 3 国家主導のアニメ生産基地の実態

 4 アニメ放映に関する国家管理 ―――許可証制度

 5 『クレヨンしんちゃん』盗作疑惑の背景に見えてくるもの

 6 中国政府は、日本動漫をなぜ「敵対勢力」と位置づけたのか?

 7 ゴールデンタイムにおける外国アニメ放映禁止令が投げかけた波紋

 8 日本アニメ放映禁止に抗議して、地下鉄爆破宣言をした大学生

 9 日本アニメの多くは、実は中国で制作されている?

10 アメリカも崩せない中国ネット監視の壁

第4章 中国の識者たちは、「動漫ブーム」をどう見ているのか

 1 北京大学文化資源研究センター・張頤武教授の見解

 2 『日本動漫』の作者・白暁煌氏の見解

 3 中国美術出版社の林陽氏の経験

 4 ある政府高官の、日本動漫に関する発言 ―――中国はいずれ民主化する

第5章 ダブルスタンダード

     ―――反日と日本動漫の感情のはざまで

 1 清華大学生の日本動漫への意識と対日感情

 2 ネット上での日本動漫と対日感情に関する議論

 3 中国人民大学の「日本動画が中国青年に与える影響」に関する報告書

第6章 愛国主義教育が反日に変わるまで

 1 なぜ愛国主義教育が強化されるようになったのか

 2 「抗日戦争」と世界反ファシズム戦争との一体化

 3 台湾平和統一のために「抗日戦争」協調路線を展開

 4 台湾系アメリカ華僑華人社会と、中国政府の奇妙な関係

 5 華僑華人・人権保護団体が巻き起こした慰安婦問題

 6 ネットで暴れる民族主義集団 ―――憤青(フェンチン)

 7 日中の戦後認識のズレは、どこから来るのか

     ―――アメリカに負けたのであって、中国に負けたとは思っていない日本

第7章 中国動漫新人類はどこに行くのか

 1 日本動漫が開放した「民主主義」

 2 ウェブににじむ若者の苦悩 ―――「親日は売国奴ですか?」

 3 愛国主義教育は中華民族の尊厳のためか、それとも中国共産党の基盤強化のためか

 4 中央電視台が温家宝のために敷いた赤絨毯 ―――「岩松看日本」

 5 精神文化のベクトル、トップダウンとボトムアップ

 6 中国が日本に「動漫」を輸出する日

あとがき

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