「日本と中国は理解し合えない」2008年
日本と中国は理解しあえない
著 者:日下公人/石 平
発行者:江口克彦
発売所:PHPパブリッシング
発売元:PHP研究所
ISBN:978-4-569-69938-7 C0030
目 次
第一部 日中の文化文明比較論
第一章 かくも異なる日本と中国
―――権威と権力が分かれている国、集中する国
一九八〇年当時の北京大学
現代中国語は、日本語を抜きにして語れない
独自解釈が許されないのが中国政治の伝統
胡錦濤主席の施政方針演説は日本語だらけ
「騙しあいの世界」となって中国
毛沢東に破壊された「地域信頼社会」
中国という国家の根本とは
近代以前の中国を解くカギとなる「紳士」
権威と権力が分かれているという叡智
「伝統が復活する」という日本の底力
「政治」より「文化」の日本
孔子の理想を一番実現したのは江戸時代?
日本の「合わせる力」は世界一
第二章 「政治の中国」と「文化の日本」
―――「皇帝」という存在の意味するものとは
すべては権力による権力のため
政治に向く中国語、情のある日本語
大陸の立地的宿命、日本の幸運
現世利益を追う中国、ほどほどの日本
権力維持のためという諸悪の根源
中国の宗教、日本の宗教
宗教観なき現在の中国
毛沢東が伝統的な宗教観念を破壊した
なぜ日本は仕上げに優れるのか
宗教と美術が一体化された世界を実現
世界に広がる日本の「ZEN(禅)」
「大和言葉」の効用と深さ
統治コストの高い中国、安い日本
日本の統治手段は文化の開発
芸術までも「政治化」される中国
まとめ・「政治の中国」と「文化の日本」
第二部 中国問題論と日中関係
第三章 「中国問題」の行方を読む
―――モラルなき経済は自滅の道を歩む
中国経済の光と影
環境問題の深刻さ
モラルなき経済に持続力はあるのか
キーワードは「自分がやる」かどうか
もはや「殺鶏取蛋」ニワトリを殺して卵を取る
ホテル建設を中断した思い出
日本企業が中国政治に勝てるはずがない
中国経済は信用失墜で自滅する
環境問題の本質は「公」の概念のなさ
共産党の「信用」が支える株バブル
「法治」のために特権を手放せるか
やがて「連邦制」へ向かう?
今は共産党そのものが買弁に
中国経済の行方につながる台湾問題
第四章 日中関係はどうあるべきか
―――友好よりも距離を保った関係を
日中、ボタンの掛け違いの始まりは
日本陸軍が中国共産党を救ってしまった
「和諧社会」とは何か
日本は「価値の外交」を貫け
日中関係の本当の正常化とは
王朝が崩壊すれば「族滅」
天安門事件と天皇御訪中
日本は政府があって外交がない
靖国神社参拝をやめればどうなるか
中国が台湾併合に向かわざるをえない理由
事実上の「日米台同盟」を明確な形で示すべし
終 章 日中と中国は理解しあえない
放っておかれるときが日本は一番幸せ
要するに、日本と中国は理解しあえない
敬語を使う関係を保ったほうがいい
「日米離間」策に警戒せよ
中国の指導者が毎日テレビに出る理由
北京オリンピックで何が起きるか
結論は「敬遠せよ」
あとがき●石平
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